長らく販売が一時中止になっていたNintendo Switch用アクションRPG『ファイナルソード』が『ファイナルソード DefinitiveEdition』としてニンテンドーeショップにて再販となった。価格は1799円。
みなさんの応援のお陰で発売ができました。
— HUP Games Inc. (@hup_inc) January 21, 2021
心より感謝申し上げます。
今後ともさらに面白いゲームを開発しようと奮闘中です。
ファイナルソードDefinitive Edition について、御愛顧の程よろしくお願いします。
(ストーリーは前作と同一です。)
ありがとうございます。
『ファイナルソード DefinitiveEdition』はHUP Gamesが開発したアクションRPGだ。スマートフォン向けにも一部内容が異なる『ファイナルソード (MobileEdition)』として発売された。
主人公は病気の母親の世話をする、とある若者。治療するための薬草が必要だが、村の外には邪悪なモンスターが徘徊している。一度も剣を握ったことがない主人公だったが、母親のために村を出ることを決心する。
本作は2020年7月にNintendo Switchでリリースされたが、その後音楽の一部が『ゼルダの伝説』からの盗用ではないかとの疑いがかけられた。この疑惑により、ゲームは販売を一時中止することとなった。
HUP Gamesにコメントを求めた国内メディアAUTOMATONによると、疑いのある楽曲は購入した既製品のBGM集に含まれていたことが判明。同社は当該箇所を差し替えて再販に向け動くこととなった。
SNSなどを中心に話題となった作品だが、HUP Gamesはエンディング部分「だけ」をYouTubeなどにアップロードしないように呼びかけている。生放送などでエンディングに到達した場合はもちろんその限りではなく、あくまでエンディング部分「だけ」をアップロードしないで欲しいということだ。
皆さんに一つだけお願いします。 pic.twitter.com/N5USnFx4MX
— HUP Games Inc. (@hup_inc) July 9, 2020
SNSを見て、ゲームを遊んでみたいと思っていた方も多いのではないだろうか。疑いのある箇所は修正され『ファイナルソード DefinitiveEdition』としてようやく遊べるようになった。
ライター/古嶋誉幸