Blizzard Entertainmentは、『ディアブロ II』(Diablo II)のHDリマスター版となる『ディアブロ II リザレクテッド』(Diablo II: Resurrected)を現在開催中のイベント「BlizzCon」にて正式発表した。対象プラットフォームはPCとコンソールで、発売は2021年内を予定。
HDリマスター版ではゲームプレイは20年前に発売された原作そのままに、ビジュアルを現世代向けに大幅に強化しており、最大でUHD 4K解像度(2160p)に対応する。HDリマスター版だけでなく原作のオリジナル版のグラフィックも収録しており、ボタンひとつで切り替えることが可能だ。
また新機能としては、自分のキャラクターや戦利品、レベル、クエスト、進行状況、スキル、タレントといった進行度を機種を問わずに共有できる「クロスプログレッション」を搭載。こちらは利用するにはBattle.netアカウントとの紐付けが必要となる。
このほか、よりリスタートが頻繁になる新たな「ラダーシーズン」が開幕。ユーザーインターフェースは、キャラクターのステータス情報を詳細を見ることができ、アイテムのステータス比較、マルチプレイヤーでの自動パーティ結成などに対応する。
アイテム管理にもメスが入れられており、収納箱の容量が「6×8マス」から「10×10マス」に拡大。共有収納箱タブは同じBattle.netアカウント上の全キャラクターが利用できるほか、ヒーロー同士の間で簡単に装備を移転できるようになり、アイテム収納目的のセカンダリキャラは不要になるという。
現在はPC向け技術アルファテストのサインアップを公式サイトにて受け付けている。当時熱中してプレイしたプレイヤーも、いまからハック&スラッシュの名作をプレイしたいという初心者も、ぜひチェックしてみてほしい。
文/ishigenn