ポーランドに拠点を置くゲームパブリッシャーBlack Rose Projectsは、Silent Bear Studioの開発する『Dark Moonlight』を正式発表し、Steamにてストアページを開設した。
本作は精神療法によってさらに恐ろしい世界へと送り込まれた主人公デイブの物語を描く一人称視点サバイバルホラーゲームだ。
デイブはさまざまな不安や恐怖症を抱えており、ゲーム本編では少し未来の精神療法を受けることになる。しかし、安全だと医師から太鼓判を受けていたはずの最新の治療法を受けた結果、デイブはさらなる恐怖の世界へ追い込まれていく。
トレイラーではホラー演出が全面に押し出されているが、本作はモンスターから逃げ回るだけでなく戦うこともできるタイプの作品になるという。作中には多数の謎解きが存在しており、解くことで有利なアイテムを入手することができる。武器やアイテムの数は限られているが、それらを上手く使って敵やパズルなどの障害を乗り越える、古式ゆかしいサバイバルホラーとなっているようだ。
また、ストアページでは「モンスターは墓から目覚める可能性があることも忘れないでください」とも記されており、場合によっては彼らは完全に殺すことはできず、武器を使っても一時的に退けられるだけの可能性も示されている。
このほか開発陣はトリプルA作品に匹敵するようなグラフィックをアピールしており、スクリーンショットやトレイラーでは個性豊かでグロテスクなモンスターを確認できる。洋館や何らかの研究施設、森、地獄のような場所など、さまざまなロケーションも登場するようだ。開発が初期段階のためかアニメーションにやや気になる部分もあるが、モンスターの造形やロケーションのアートスタイルは美しい。
将来有望なホラーゲーム『Dark Moonlight』は現在開発中。対応プラットフォームは現時点でPC(Steam)のみとなっている。
ライター/古嶋誉幸