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広島県三原市の図書館が『天穂のサクナヒメ』を使った体験型企画を3月27日に実施へ。ゲームの体験を通して図書館の資料に興味・関心を持ってもらう目的

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 広島県三原市にある大和図書館は、開館30周年を記念する感謝祭イベントの一環として、マーベラスから発売中の和風アクションRPG『天穂(てんすい)のサクナヒメ』を使った体験型企画の実施発表した。

 イベントは広島県三原市の大和文化センターにて、3月27日(土)午前10時から午後4時まで開催される。ただし、展示時間は午前11時からとなっているため注意されたい。

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 Nintendo Switch、PlayStation 4、PC(Steam)向けに発売中の『天穂のサクナヒメ』は、日本の同人ゲームサークル「えーでるわいす」が開発を手がけた作品である。作中では、武神と豊穣神の間に生まれた主人公「サクナ」が、ある失態から人間たちとともに鬼が支配する「ヒノエ島」の調査へ向かう。

 本作は、農具を武器として縦横無尽に移動しながら戦う爽快なコンボアクションのほか、日本古来の米づくりを深く再現したシミュレーション要素が大きな話題となったことで知られる。

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(画像はSteam『天穂のサクナヒメ』より)

 今回の展示は『天穂のサクナヒメ』の試遊で米づくりを疑似体験するとともに、米の作り方に関連する本の紹介や農業系データベースの利用など、ゲームでの体験を通して図書館の資料に興味・関心を持ってもらうことを目的としている。

 本企画の講師を務める認定司書の高倉暁大(たかくら・あきひろ)氏は、図書館の活動にゲーム体験を取り入れたさまざまな企画を展開しており、本企画については「ゲームの試遊、農業関連本の展示、農業系データベースの体験など、ゲームを軸として様々な資料に繋げたいと思っています」と語っている。

 なお、本企画はローカルで実施されるため、新型コロナウイルスに関連して緊急事態宣言が発令されている地域からの往来は控える必要がある。

 ほかの地域から訪問を検討する人は、各都道府県で出ている移動に関する情報を確認したうえ、感染防止対策をとって楽しんでみてほしい。

ライター/ヨシムネ

ライター
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2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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