ゲームパブリッシャーのPlayWayは、第二次世界大戦後のヨーロッパを舞台に戦争の混乱から街を復興させるシミュレーションゲーム『WW2 Rebuilder』を発表した。ポーランドに拠点を置くMadnetic Gamesが開発を担当する。発売時期や価格などは未発表で、対応プラットフォームはPC(Steam)。現時点で日本語は未対応とされている。
『WW2 Rebuilder』は、第二次世界大戦で荒廃したロンドンの都市を復興させるゲームだ。再建するためにがれきを片付けゴミを拾い、新しい建物や道路を建設。戦争で戦う英雄ではなく、戦争から立ち上がる英雄になれる。PlayWayはさまざまなシミュレーター系ゲームのパブリッシングを担当しているが、本作もそれらと同様に一人称視点が基本となるようだ。
ゲームを開始したあと、プレイヤーの前には戦争で荒廃した街が広がっている。都市を再建するためにさまざまなツールを用いて、資源を管理しながら復興を目指す。戦火を逃れた資材はそのまま使ったり、拾ったゴミでも資材として使えるため無駄にできない。
自らの足でがれきを片付け、足場を運んですすけた建物を磨く。時には重機を使って建物を解体する。本来これらはひとりで行われたわけではないだろうが、当時の人々の復興に向けた努力を追体験できるだろう。主目標と副目標が設定されており、これらをこなすことでゲームは進行していく。
第二次世界大戦をテーマにしたゲームの中では、終戦後の復興というテーマはかなり異色だが、それだけにゲームにする意義があることは間違いない。ゲームに興味がある方はウィッシュリストに登録し、続報を待ってほしい。
ライター/古嶋誉幸