Innerslothは日本時間4月1日(木)、宇宙人狼ゲーム『Among Us』の新しいマップ「AIRSHIP」を含む大型の無料アップデートをすべてのプラットフォームで配信した。また、「AIRSHIP」のリリースを記念して新しいスキンパックも販売されており、Steamでの価格は205円となっている。
『Among Us』の新マップ「AIRSHIP」は過去最大のサイズとなっており、新しく「ゴミ箱をカラにする」や「宝石を磨く」といったタスクが追加。移動プラットフォームやはしごといった新たな移動アクションが登場するほか、ゲームをスタートする際に自分がいる部屋を選べるようになっている。
システム面も強化され、今回のアップデートでアカウントシステムが導入された。このアカウントシステムは、おもにチーターや嫌がらせ行為を報告するために利用される。不適切な名前、不適切なチャット、不正行為、ハッキング、嫌がらせなどを報告でき、認められればアカウントの一時的な利用停止、あるいは永続的なBANなど罰則が科せられる。
フリーチャットに参加する際にもアカウントの制作は必須で、国ごとの法令に従ってアカウントが作れる最低年齢が設定されている。多くの場合は13歳以上となり、それ以下の場合でも保護者の同意を得れば制作可能だ。アカウントがない場合でもゲストモードでゲームはプレイできるが、名前がランダム、フリーチャットに参加できないなどいくつかの制約がある。
なお今のところひとつのデバイスにひとつのアカウントしか登録できないが、今後複数アカウントが登録できるようになる予定だ。また将来的にはフレンドシステムや、アカウント間のスキンの転送などにも利用できるようになるという。
Innerslothは、今後のロードマップについても発表している。大きな更新は「アートスタイルの完全な刷新」、「最大15人まで参加できる大型ロビー」、そして「開発プロセスの透明化」。新たに2名のプログラマーが開発会社に参加し、より迅速に開発が進められるという。
ライター/古嶋誉幸