任天堂のインディーゲーム紹介番組「Indie World 2021.4.15」にて、東京に拠点を置くメーカー・GameTomoは新作アドベンチャーゲーム『すみれの空』を5月27日(木)に発売すると発表した。日本語にも対応し、価格は後日発表とのこと。
対応プラットフォームはNintendo SwitchとPC(Steam)。Steamではゲームの序盤を遊べる無料の体験版も配信中だ。
『すみれの空』は亡くなったおばあちゃんに会いたいと願う主人公スミレが、「とびっきりの1日」を過ごすアドベンチャーゲームだ。「とびっきりの1日を過ごしたらおばあちゃんに会わせてあげる」という花の精霊に導かれ、水彩画で描かれたような幻想的な世界を探索することになる。
幻想的な雰囲気を盛り上げるBGMやゲームのメインテーマは、国内外で高い評価を集めるアコースティックバンド「TOW」が担当している。
人だけでなくネコやカカシなど、登場するキャラクターの悩み事を解決したり、親との関係を見つめ直したりと、さまざまな方法でとびっきりの1日過ごすことを目指す。1日は刻一刻と過ぎていき、時間によって会えるキャラクターも変わる。
冒険の中ではスミレ以外にも願いを抱えたキャラクターが登場し、時として冒険を邪魔しようとするキャラクターも登場する。
また、スミレの行動は時としてとびっきりの1日を台無しにする悪い行いもあるようだ。体験版では「友達に仕返しをする」という、とびっきりの1日を過ごすには少し後ろ向きな目的がちらりと登場する。何をして、何をしないかはプレイヤーの自由だ。
空がすみれ色に染まるころ、スミレはとびっきりの1日を通じておばあちゃんと再会することはできるだろうか。
心温まる物語が期待できそうな『すみれの空』は、5月27日にNintendo SwitchとSteamで発売予定だ。
ライター/古嶋誉幸