いま読まれている記事

協力型ゾンビFPS『Back 4 Blood』のカードシステムを紹介するトレイラー公開。AIディレクターが行く手を阻むカードを引き、プレイヤーは対抗するカードデッキを構築して激突

article-thumbnail-210506c

 Turtle Rock Studiosは、協力プレイFPS『Back 4 Blood』のシステムを紹介するトレイラーを公開した。このトレイラーでは同社に在籍するスタッフがかつて開発した『Left 4 Dead』シリーズにも搭載された、AIディレクターと新システムであるカードシステムについて紹介している。

 『Back 4 Blood』は4人で協力して無数のゾンビと戦うFPSだ。殺人的な寄生虫「デビルワーム」が猛威を振るい、人類の多くが死体かゾンビに変わってしまった未来が舞台。プレイヤーはそんなゾンビと戦うスペシャリスト「クリーナー」として、人類を滅亡から救う為に戦う。なお、本作のゾンビは作中で「リデン」と呼ばれている。

 本作では『Left 4 Dead 2』に引き続き、クリーナーとリデンに別れて4対4で戦う対戦ゲームモードも搭載。協力、対戦とも楽しめるFPSとなっている。

協力型ゾンビFPS『Back 4 Blood』のカードシステムを紹介するトレイラー公開。AIディレクターが行く手を阻むカードを引き、プレイヤーは対抗するカードデッキを構築して激突_001
(画像はSteam 『Back 4 Blood』より)

 プレイヤーの行動に合わせてゲームプレイをダイナミックに変更する「AIディレクター」は、本作ではカードを使って振る舞いを表現する。リプレイ性を高めるため、「DEAL」(配布)「SLAY」(虐殺)、「EARN」(報酬)の3つのサイクルがめぐるシステムとなっているという。

 「DEAL」はミッションスタート時のAIディレクターの振る舞いだ。「DEAL」フェーズでは、どのようなリデンが登場するかやチャレンジを「コラプション」カードとして決定する。プレイヤー側は装備やキャラクターの能力を上下させるカードデッキを選び、自分の能力を決定する。既存のカードデッキもあるが、手に入れたカードを組み合わせて自分だけのデッキを作ることもできる。

 「SLAY」フェーズは実際に戦いだ。ここでもカードが登場するようで、アーマーを着込んだ「アーマーリデン」を倒すと弾薬箱のカードが得られたり、死後も危険だという「ブライテッドリデン」に火炎瓶を食らわせる「パイロ」カードなど、「DEAL」フェーズでAIディレクターとプレイヤーが選んだカードの能力がこのフェーズで問われるようだ。

 そして、戦闘が終わると「EARN」でプレイヤーに対してさまざまな報酬がカードや武器、スキンとして支払われる。そこで得た報酬を使い、さらなる戦いに挑むことになる。

協力型ゾンビFPS『Back 4 Blood』のカードシステムを紹介するトレイラー公開。AIディレクターが行く手を阻むカードを引き、プレイヤーは対抗するカードデッキを構築して激突_002
(画像はSteam 『Back 4 Blood』より)
協力型ゾンビFPS『Back 4 Blood』のカードシステムを紹介するトレイラー公開。AIディレクターが行く手を阻むカードを引き、プレイヤーは対抗するカードデッキを構築して激突_003
(画像はSteam 『Back 4 Blood』より)
協力型ゾンビFPS『Back 4 Blood』のカードシステムを紹介するトレイラー公開。AIディレクターが行く手を阻むカードを引き、プレイヤーは対抗するカードデッキを構築して激突_004
(画像はSteam 『Back 4 Blood』より)

 『Left 4 Dead』から大きく変わったのは、カードによるキャラクタービルドだ。近接戦主体のビルドや、爆発物のスペシャリスト、そして回復役のメディックなど、カードを組み合わせたさまざまなビルドが楽しめる。

 また、前作までは裏でどういう振る舞いをしていたかわかりにくかったAIディレクターも、コラプションカードとしてどのような行動を取るのかを決めるようになった。ただし、コラプションカードに応じてプレイヤー側が自分のカードデッキを選べるのか、トレイラーでは不透明だ。

 なお『Back 4 Blood』公式サイトでは、マイクロトランザクションについてのQ&Aも公開されている。それによると、カードやスキンの単体販売をすることはないという。発売後の有料コンテンツにカードが含まれることはあるかもしれないが、「Pay 2 Win」にならないことを保証するとしている。また、カードはゲーム発売後もすべてのプレイヤーに向けて追加していくという。

 『Back 4 Blood』は現地時間2021年10月12日にPlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam・Epic Games Store)で発売予定。予約特典も公開されており、日本国内での販売も決定している。

ライター/古嶋誉幸

ライター
協力型ゾンビFPS『Back 4 Blood』のカードシステムを紹介するトレイラー公開。AIディレクターが行く手を阻むカードを引き、プレイヤーは対抗するカードデッキを構築して激突_005
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ