ゲームクリエイターのヨコオタロウ氏が『モンスターハンターライズ』の妄想プロットを公開した。
モンハンライズの村クエ途中までプレイして、妄想した物語。 https://t.co/q9QesVGIfZ
— yokotaro (@yokotaro) May 9, 2021
『モンスターハンターライズ』では、狩猟の基礎のおさらいからできるオフライン専用の「里クエスト」があり、従来作品の村クエストにあたる。『NieR:Automata』などを代表作に持つヨコオタロウ氏が、この里クエストをプレイして独自の物語を妄想。
その内容とは、凄惨かつ悲劇的な展開とともに、ゲームシステムや物語の不文律を覆していくヨコオタロウ氏らしいものとなっている。
なおヨコオ氏はしばしばゲームの専門学校などで、シナリオ制作講座などを引き受けており、その技術を披露している。2017年に行われたプラチナゲームズ向けの講義では、ゲームの感情のコアを「殺す!」と定義し、そこから逆算して物語を肉付けしていく内容を語ったという。
プラチナさんでやった講義の図がわかりづらい、と言われたので喋ってたことを書いてみました。ゲームでプレイヤーの闘争心を高める参考例ですが、現実世界で国民を戦争に駆り立てる用途にも使えますので政治家の皆様もご活用ください。
— yokotaro (@yokotaro) July 21, 2017
参考:
https://t.co/ZdfIgz0WVR pic.twitter.com/wV76ZMmeDu
また今回は『モンスターハンターライズ』の妄想プロットだったが、以前にも『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』をプレイし、「同じ設定でどのようなシナリオを作りますか?」と問われており、それに対してヨコオ氏は「序盤で¥☆&♯が♯%を△○※¥するエピソードがあるじゃないですか。僕が手掛けるとしたら、あそこはいきなりターニングポイントになりますね。明らかにほかの¥☆は全滅していて、それで¥☆を全滅させたやつに♯%も皆殺しにされて、あとは主人公がどう殺されるかだけ……そんな展開になるかと」(伏字は原文ママ)と答えたことがある。
このようなヨコオタロウ氏がシナリオを手掛けた『NieR:Automata』、クリエイティブ・ディレクターを務めた『NieR Replicant ver.1.22474487139…』は好評発売中。ヨコオタロウ氏の美しくも残酷な物語に触れてみてはいかがだろうか。