高評価を得て早くも300万本セールスを達成した『バイオハザード ヴィレッジ』。ファンによるさまざまなトークや活動も話題となてっているが、新たに3Dアーティストのデビッド氏が初代プレイステーション風にディメイクしたような映像を公開し話題となっている。プレイステーション時代のローポリで表現される『バイオハザード ヴィレッジ』は、ともすれば本物より怖いかもしれない。
初代プレイステーション風のディメイク映像は本家ゲームのトレイラーや体験版のシーンをモチーフにしている。とくに怖いのはやはり本作で話題のヴィラン「ドミトレスク」で、白目が光る“ディメトレスク”と本家ドミトレスクの比較動画を見ると、ディメイクの方が怖いようにも思えてくる。
ほかのキャラクターの顔は比較的陰影を強調した初代『メタルギアソリッド』風であるのに対し、ディメトレスクだけはしっかりと表情が分かるようになっており、ことさら描写に力が入っているようだ。
thanks for the love on the Resident Evil demake! Tried out some new methods of texturing characters and getting the vertices to 'wobble'https://t.co/swa7BbQDo4 pic.twitter.com/R13fhAXjVN
— David (@hoolopee) May 9, 2021
はっきりしないのが恐ろしいのか、PS1世代のグラフィックとホラーの相性はかなり良いようだ。『Haunted PS1 Demo Disc』に集められた無数のホラーゲームを筆頭に、itch.ioやSteamで検索すると多数のローポリホラーゲームが見つかる。
なおデビッド氏は以前『デス・ストランディング』のディメイク映像を公開したことでも有名で、興味があれば氏のYouTubeチャンネルでさまざまな作品を閲覧できる。ディメイク作品を遊ぶことはできないが、本物の『バイオハザード ヴィレッジ』はPS4、PS5、Xbox One、Xbox Seires X|S、PCで好評発売中だ。
ライター/古嶋誉幸