ゲーム販売プラットフォームSteamにて、広大な世界を探索できるオープンワールドゲームを対象とした「オープンワールドセール」が開催中だ。期間は日本時間6月1日(火)午前2時まで。
売上げ上位となっているのは昨年12月に発売した『サイバーパンク2077』で20%オフの7022円。PCのスペックさえあれば、その異常なまでの作りこまれた巨大都市ナイトシティを最高の品質で体験ができるだろう。そしてこのPC版の魅力は、表現規制がないバージョンで遊べること。PlayStation 4版、Xbox One版はCEROの定める規制によって性的やグロテスクな表現がマイルドなものとなっているが、このSteam版では海外版と同じ内容で遊べる。
また『サイバーパンク2077』のCD PROJEKT REDが開発した『ウィッチャー3 ワイルドハント』が80%オフの1117円の大幅値引き。『ウィッチャー』シリーズといえば原作はもちろんのこと、Netflixの実写ドラマ版がシーズン2が待機中。またCD PROJEKT REDと原作者のアンドレイ・サプコフスキ氏と新しい契約を結んだことにより、今後、『ウィッチャー』シリーズの新作が開発される可能性がある。『ウィッチャー3 ワイルドハント』を遊んだことのない人は、今から遊んでおいて損はないだろう。
今年2月に日本語に対応したばかりの海賊アクションゲーム『Sea of Thieves』は50%オフの2100円。プレイヤーは海賊となってオープンワールドの世界を冒険し、船同士で海戦をしたり、乗り込んで剣を振るったり、点在する島で財宝の探索をすることができる。またオンラインに対応しており、同じワールドには必ず他のプレイヤーがいる。海賊のつもりが、相手から海賊行為をされてしまうことも。冒険と戦いを繰り広げつつ歴戦の海賊を目指そう。
斬新なオープンワールドを体験をしたければ、小島秀夫監督が手掛けた『デス・ストランディング』だろう。50%オフの3795円でセール中だ。ビデオゲームにおける移動の概念を刷新。斜面や地表ごとに危険度が設定されており、バランスを取りながら歩行をする必要がある。オンラインを介したゆるやかな繋がりによって、世界に影響を与える「ソーシャル・ストランド・システム」や、考古学やSF、文学、映画などのカルチャーを取り込んだシュールレアリスティックな世界観も魅力だ。
また本日5月28日に続編の発売日が正式に決まったゾンビゲーム『ダイイングライト』が66%オフの1387円。ゾンビが跋扈するポストアポカリプスの世界で、オープンワールドが展開。一人称視点で障害物や建造物をパルクールで飛び越えながら、未知のエリアを探索していく。開発をしたTechlandは、以前にも『デッドアイランド』を開発しており、一人称視点でおもに打撃武器でゾンビとジリジリと戦う緊張感は本作でも顕在だ。
オープンワールドを探索すればするほど、その背景にある壮大な物語が浮かび上がってくる、そのような経験をしたければ『Outer Wilds』がおすすめだ。40%オフの1542円となっている。プレイヤーはある宇宙飛行士となって、さまざまな遺構を残した古代エイリアンの謎を迫っていく。宇宙線やジェットパックを使い、惑星の公転や重力を考えなら操作するのは大変だが、これが独自の面白さがある。そして本作は、ゲームをはじめて約20分が経過すると、なぜか主人公はゲームの開始地点へと戻ってしまう。この20分間に何ができるのか、これがプレイヤーとゲームとの知恵比べになり、緊張感をもたらす。宇宙を移動しながら何度も何度も20分間を繰り返していくと、謎と謎がミステリー小説のように見事に繋がっていくだろう。
オープンワールドセールはこのほかにも、『Red Dead Redemption 2』(33%オフ5774円)、『No Man’s Sky』(50%オフ3040円)、『Mount & Blade II: Bannerlord』(10%オフ4932円)、『Rust』(33%オフ2747円)、『Euro Truck Simulator 2』(75%オフ570円)、『Monster Hunter: World』(34%オフ2010円)など超大作、話題作がセール中だ。数多くの作品が対象なので、自分が欲しいゲームが見つかるかもしれないので、探してみて欲しい。