Crytekは、オープンワールドFPS『Crysis 2』と『Crysis 3』のリマスター版を発表した。すでにリマスター版発売済みの『Crysis Remastered』も加えた『Crysis Remastered Trilogy』として今秋発売する。単体でも購入可能。
対応プラットフォームはPlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch、および PC。互換性を利用し、PlayStation 5、Xbox Series X|Sではゲームをよりスムーズにプレイできるとしている。
また、『Crysis Remastered』はマルチプレイモードはリマスターされなかったので、トリロジーもシングルプレイ部分のみのリマスターになると思われる。
『Crysis』シリーズは次世代兵器「ナノスーツ」を装備した兵士が人間の軍隊やエイリアンと戦うオープンワールドFPS。2007年に発売された第1作目『Crysis』は、米軍次世代兵器「ナノスーツ」をまとった特殊部隊の一員として、広大なリンシャン島を冒険し北朝鮮軍と戦った。ゲーム後半では宇宙人が目覚め、常夏の島が雪と氷に閉ざされるなど、ゲームプレイやグラフィックが大きく様変わりした。
『Crysis 2』は絶海の孤島から一変してニューヨーク市街に戦場を移した。1作目で目覚めた宇宙人の敵に人類は存亡の危機に立たされ、プレイヤーはわけも分からず「ナノスーツ2.0」を与えられて戦うことになる。
『Crysis 3』はシリーズ通して登場する「プロフェット」となり、熱帯雨林と化したニューヨークで戦う。ニューヨークは7つの地域に分割され、人間やエイリアンの勢力と争うことになる。ナノスーツの謎にも迫り、本作で『Crysis』シリーズは完結を迎える。
3作とも人間には不可能な力を与えるナノスーツの力で、正面突破とステルス両面から攻略できるゲームになっている。
ナノスーツを巡る戦いを描く3部作『Crysis Remastered Trilogy』は今秋、発売予定だ。