Wolf Packticsは、同チームが開発を手がけるPC向け3Dアクションゲーム『Zenko: A Fox’s Tale』を7月中にリリースすると発表した。
『Zenko: A Fox’s Tale』は、現世と彼岸の世界を行き来できるキツネ「Zenko」が、さまよえる魂を収集し荒廃した神社の再建を目指すジャンプアクションアドベンチャー。和の様式に影響を受けた開放的なフィールドを舞台に、高低差や浮遊する足場のあるマップを探索していく。
本作の制作を手がけるWolf Packticsは、アメリカ・セントラルフロリダ大学の大学院でエンターテイメント分野への最新テクノロジーの応用を研究する学生約20名によるチーム。若手クリエイターのスタートアップ支援サイト「The Rookies」が主催するアワードのゲーム部門にも本作でエントリーしており、『Zenko: A Fox’s Tale』のリリースに高い意欲を見せている。
エントリーページでは本作のコンセプトアートや開発中のグラフィックを目にすることができ、地形や建造物のモデルも全てチームの手で制作しているのが伺える。桜や鳥居、石灯篭などが配置された広大なステージは、「Zenko」の能力を使い2つの世界を切り替えることで隠されていた足場が明らかになり進行が可能。頭突きによりギミックが発動する鐘などのパズル要素もあり、指先だけでなく知恵も求められる一作となりそうだ。
『Zenko: A Fox’s Tale』はPC(Steam)向けに7月中のリリースを予定。販売価格は未定となっており、現在β版のテストプレイヤーを募集している。執筆時点では英語のみの対応となっているが、興味を持たれた方は参加いただければ幸いだ。また同チームのYouTubeチャンネルでは開発の進捗が定期的に更新されているので、あわせてチェックされたい。
ライター/dashimaru