独立系ゲームクリエイターのTobias Mihura氏は、不穏な雰囲気が漂う9つのレトロ風ホラーゲームを収録したオムニバス作品『Aesoteric Collection』をPC(Steam)向けに配信すると発表した。あわせてストアページが開設されている。
不穏な雰囲気が漂う9つのレトロ風ホラーゲームを収録した『Aesoteric Collection』が2021年内にリリースへhttps://t.co/PVHQKYDbCr
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) July 20, 2021
見下ろし型シューティングや「ペイント」をモチーフにしたお絵描きホラーなど、初代PS風のローポリ映像にグリッチを効かせた多様なジャンルの実験作が勢ぞろい pic.twitter.com/YzQ7pyvRIk
本作を手がけるTobias氏は、PS1風のローポリ表現とグリッチを用いたグラフィックが特徴のホラーゲームクリエイター。これまでitch.ioを中心に約10本の作品を公開しており、そのいくつかはレトロなビジュアルのホラーゲーム好きが集まるコミュニティ「Haunted PS1」主催のゲームジャムで制作されたもの。
各ゲームの概要はitch.ioのページからも確認できるものの、いずれも野心に満ちた実験作となっており内容を端的に説明するのは容易ではない。ぜひ画像や映像から雰囲気を感じ取っていただけたらと思うが、収録ジャンルが多岐にわたる点は強調しておきたい。
3Dジャンプアクションの『EGREGORE.』をはじめ、見下ろし型シューティングの『Vlast』や描画ソフトの「ペイント」をモチーフにした『tmPaint』など、氏ならではのユニークなラインナップとなっている。
これらを含む9本のホラーゲームが味わえる『Aesoteric Collection』だが、ストアページのタグには「マルチエンディング」の記述もあり、単なる過去作の寄せ集めではない驚きの展開が待ち構えていると期待が募る。
また、ローカルでの対戦や協力プレイも一部のゲームでは行えるとのこと。「Steam Remote Play Together」にも対応しているので、遠距離に住む友人や仲間とも一緒に楽しめる仕様だ。
『Aesoteric Collection』はSteamで2021年内のリリースを予定しており、販売価格は未定。気になる方はウィッシュリストに登録して続報を待たれたい。
ライター/dashimaru