海外ドラマのように展開するADV『Last Stop』が配信開始。体が隣人と入れ替わった中年男性、誘拐犯となってしまった高校生、地下に眠る存在を覚醒させてしまった秘密組織の専門家、3人の視点から物語が展開

 Annapurna Interactiveは、アドベンチャーゲーム『Last Stop』を配信開始した。プラットフォームはPS4、PS5、Nintendo Switch、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)。日本語に対応している。

 価格はそれぞれ税込みで、PS版が2970円、Xbox版が2900円、Nintendo Switch、PC版が2700円。またXbox Game Passに対応している。

(画像はMy Nintendo Store『Last Stop』より)

 『Last Stop』(終点の意味)は、現代のロンドンを舞台にした三人称視点のシングルプレイ・アドベンチャー。ストーリーは「ドナ」、「ジョン」、「ミーナ」の3人の視点から語られ、相互に関連した3つのストーリーが交錯する。

 高校生ドナは、息苦しい家庭生活と過保護な姉に囲まれ、閉塞感を感じている。家を離れているときは、友達の一緒にティーンエイジャーらしいスリルを求めている。あるときアマチュア探偵ごっこをしているうちに思いがけずに誘拐犯となってしまう。

 ジョンは、働き過ぎの中年のシングルファーザー。借金と娘にとって片親であるというプレッシャーに悩まされる彼は、20代で独身の隣人ジャックの自由で気楽な生活をうらやましく思う。そしてあるとき、この2人の体が入れ替わってしまう。

 ミーナは、仕事のスリルから得られるのと同じような満足感を、なかなか自分の家庭に見出せない野心的な秘密機関に所属するキャリウーマン。ミーナが大事な昇進のために新入りの同僚と競い合っていると、謎に満ちた古代の存在を地下で呼び覚ましてしまう。

(画像はSteam『Last Stop』より)
(画像はSteam『Last Stop』より)
(画像はSteam『Last Stop』より)
(画像はSteam『Last Stop』より)

 本作を開発したのはドラマ『ツインピークス』のように不思議な物語が展開することで話題になったアドベンチャーゲーム『Virginia』を開発したVariable State。本作が2作目となる。

 ゲームは海外ドラマのようにストーリーが展開。声優による長時間の台詞をフルボイスで収録されている。またサウンドトラックは、BAFTA賞を受賞した作曲家リンドン・ホランド氏によるもので、プラハ・フィルハーモニー管弦楽団によって演奏されている。

 海外ドラマのようなアドベンチャーゲームをプレイしたいという人は、本作の購入を検討してみてはいかがだろうか。

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter: @fukuyaman
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