Coffee Stain Publishingの親会社Embracer Groupは、サバイバルゲーム『Valheim』の売り上げが800万本を突破したことを、投資家向け情報(PDF)で明らかにした。
『Valheim』は、PC向けに今年2月に早期アクセスとして発売されたヴァイキングサバイバルゲーム。プロシージャルに生成された広大な世界を冒険し、オーディンの右腕となるため、敵対者を倒すことを目指す。
本作はバイキング文化と北欧神話をテーマにした世界で、『マインクラフト』のようなクラフトとサバイバルが可能となっており、木を伐採したり、石を拾い集めたりして素材や道具を作ることが可能だ。
とくに建築が人気を誇っており「エッフェル塔」や「ノートルダム大聖堂」など、実在する建築から架空の建築まで、さまざまな建築に取り組んでいる。また10人までの協力プレイが可能となっている点も特徴となっている
Embracer Groupは、本作の売り上げが四半期の販売本数は110万本となり、累計では800万本を突破したことを明らかにした。本作の開発スタジオのIron Gateは、発売以来、チームを8人に増員して、このタイトルを発展させるための長期的な計画に取り組んでいるとのこと。
PC GAMERのインタビューによると、もともと本作は5人という少数で作っていたプロジェクトであり、そこから800万を超える大ヒットなったのは驚きの結果といえるだろう。本作は今後、大型アップデートも予定されており、その続報にも期待したい。