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『エイジ オブ エンパイア IV』実在の攻城用兵器「トレビュシェット」の複製を動作させてしまうドキュメンタリー映像が公開

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 マイクロソフトは、ゲームイベント「gamescom 2021 Xbox Stream」にて『エイジ オブ エンパイア IV』に関する映像「Age of Empires IV – Hands on History: The Trebuchet」を公開した。トレビュシェット(平衡錘投石機)を扱った映像となる。

 また『Age of Empires IV』の対象プラットフォームはPC(Steam、Windows 10 PC)。価格は税込7600円。またXbox Game Pass for PCに対応する。

※オプションから日本語字幕に対応している。

 『エイジ オブ エンパイア IV』は、人気リアルタイムストラテジーシリーズの最新作。16年ぶりのナンバリング最新作となる。「歴史への回帰」を謳っており、イングランド、中国、モンゴル、デリー・スルターン朝(古代インド)など8つの文明が登場する。

 今回、公開された映像「Age of Empires IV – Hands on History: The Trebuchet」では、ケーブルテレビなどの教養番組かのように、攻城用兵器であるトレビュシェットを紹介。

 トレビュシェットは回転アームを使って重りを持ち上げ、その巨大な重りを落とすことによって、石弾を相手に発射する仕組みになっている兵器だ。火のついたタールや、ミツバチの巣、死体などを発射することもあったという。

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(画像はSteam「Age of Empires IV – Hands on History: The Trebuchet」より)
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(画像はSteam「Age of Empires IV – Hands on History: The Trebuchet」より)
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(画像はSteam「Age of Empires IV – Hands on History: The Trebuchet」より)
『エイジ オブ エンパイア IV』実在の攻城用兵器「トレビュシェット」の複製を動作させてしまうドキュメンタリー映像が公開_004
(画像はSteam「Age of Empires IV – Hands on History: The Trebuchet」より)

 番組では実際に作動する複製を作り「7世紀に中国で作られ、13世紀に強力な兵器になった」と説明。城壁を破壊するため何度も同じ場所に石弾を投げる必要なため、精密に石弾を作る必要があるという。

 ゲームでも敵が巨大な砦や城壁を作ることがあるので、それを打ち崩すためには攻城用兵器を作ることはゲーム中盤の要となっており、今回の映像はゲームをプレイしながら実際の攻城用兵器がどういうものだったか思いをはせることができそうだ。

 この番組「Hands on History」はイギリスのテレビ会社、Lion TVとのコラボで制作したもので、以降も違った歴史に登場した武器などを取り扱って公開が予定されているとのこと。鎧の作り方や弓、モンゴルの楽器などにフォーカスを当てるとのことで、続報を楽しみにしたい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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