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雑誌「アイデア」395号は「ゲーム体験とユーザーインターフェイス」を特集。スクウェア・エニックスの三宅陽一郎氏が監修

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 誠文堂新光社は、雑誌「アイデア」の395号にて、三宅陽一郎氏の監修によるビデオゲームのユーザーインターフェイス、ユーザーエクスペリエンスを軸に「ゲーム画面」を特集する。

 「アイデア」395号は9月10日(金)に発売を予定している。価格は税込3300円。

 「アイデア」は、誠文堂新光社が発行しているアートデザインを取り扱う雑誌。

 今回の特集「世界設計の方法 ゲーム体験とユーザーインターフェイス」では、UI(ユーザーインターフェイス)、UX(ユーザーエクスペリエンス)、描画表現の工夫などを取り扱い、ゲーム開発者でありAI研究者としても活躍するスクウェア・エニックスの三宅陽一郎の監修のもと、幅広く作品を選定している。

 公式サイトによれば『ウィザードリィ』、『ソーサリアン』などの80年代のゲームから、90年代の『スーパーマリオワールド』、『ファイナルファンタジーIV』、『メタルギアソリッド』、2000年代の『グランド・セフト・オートIII』、『世界樹の迷宮』、近年の『十三機兵防衛圏』、『Detroit: Become Human』など幅広いゲームを扱うようだ。

雑誌「アイデア」395号は「ゲーム体験とユーザーインターフェイス」を特集。スクウェア・エニックスの三宅陽一郎氏が監修_001
(画像はTwitterより)

 三宅氏によるコラム「リアルタイムゲームと非リアルタイムゲームのUI画面設計」、「ゲームにおける地図のデザイン」、「人工知能を用いるマップ」、さらに「日本ファルコム」と「ビサイド」のインタビューを掲載している。

 ゲームの歴史に照らしあわせて「ゲーム画面」そのものを取り扱う骨太な特集になっていそうだ。「アイデア」395号は9月10日に発売予定だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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