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美しいボクセルアートの世界で200以上のパズルに挑戦できる『Bonfire Peaks』9月30日発売。神秘的な島の炎で自らの過去を焼き捨てる

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 個人開発者のCorey Martin氏とパブリッシャーDraknekは、パズルゲーム『Bonfire Peaks』を9月30日に発売することを発表した。また、本作のリリーストレーラーも公開されている。

 『Bonfire Peaks』は、美しいボクセルアートで表現された島が舞台となるパズルゲームだ。穏やかな色調で彩られたボクセルの世界と、あたたかくも陰のある音楽が、本作の独特な雰囲気を演出している。
 プレイヤーの目的はトレーラーでも強調される「BURN YOUR PAST」(過去を焼き捨てろ)もとい、炎の元まで自らの持ち物の箱を運ぶこととなる。トレーラーから散見される主人公の様子には、少し寂しげなものが感じられた。

美しいボクセルアートの世界で200以上のパズルに挑戦できる『Bonfire Peaks』9月30日発売。神秘的な島の炎で自らの過去を焼き捨てる_001
(画像は『Bonfire Peaks』Steamストアページより)

 パズルのキー要素となるのが、この箱の存在だ。箱を抱えている間、主人公の身体から1ブロック分前に飛び出ているため、閉所や段差では引っかかってしまう。
 また、箱を一時的に足場にする、重さを使って仕掛けを解く、トラップから身を守る盾にするなど、さまざまな使い方が求められるゲーム性となっている。水の流れなどを利用して箱を運ぶシーンも確認できた。
 燃やすべき過去の象徴である箱が、障害にもなればパズルを解く鍵にもなるという構造には、どこか感じさせるものがある。

美しいボクセルアートの世界で200以上のパズルに挑戦できる『Bonfire Peaks』9月30日発売。神秘的な島の炎で自らの過去を焼き捨てる_002
(画像は『Bonfire Peaks』Steamストアページより)

 開発者のCorey Martin氏によれば『Bonfire Peaks』の製品版では200以上のパズルに挑戦できるとのこと。また、最初の一組のパズルを解いた後はつねにいくつものパズルの選択肢が用意されるようだ。これは氏自身の、ひとつのパズルでつまづいてしまうとその先のコンテンツも楽しめない、という経験に基づく設計らしい。

 『Bonfire Peaks』は9月30日(木)発売。対応プラットフォームはPS4、PS5、Nintendo Switch、PC(Steam、Epic Games Store、itch.io)となる。Steamストアページの情報によれば、日本語の字幕に対応するようだ。PC版(Steam、Epic Games Store)とNintendo Switch版の体験版も配信されているため、気になった方にはぜひプレイしてみて欲しい。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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