スクウェア・エニックスは、東京ゲームショウの情報番組「SQUARE ENIX PRESENTS at TGS 2021 Online」にて、アクションRPG『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』(STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN)のマルチプレイの様子を公開するとともに、開発状況を報告した。
またあわせて『ファイナルファンタジー』シリーズの35周年記念ロゴを公開した。
本作は2022年3月18(金)の発売を予定しており、対応プラットフォームはPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Epic Games Store)。
『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』は、スクウェア・エニックスと、『仁王』などの開発を担当したコーエーテクモゲームスのTeam NINJAが共同で手がけているアクションRPG。
闇に支配される「コーネリア」を舞台にクリスタルの輝きを取り戻すため主人公ジャック・ガーランドがさまざまなダンジョンに挑む。カオス討伐の旅は、半ば渇望するようにカオスを倒すことだけを考えはじめ、モンスターを切り伏せていく。コーネリアの救世主だと考えれらえていた彼らだったが、持っていたのは黒い水晶だった。
番組では今年6月に配信された体験版のフィードバックをもとに、ゲームバランスやグラフィックなどを調整していたことを明かした。特にグラフィック面ではライティングを見直しており、全体的に明るくしたという。その他、バトルを中心にゲームバランスを見直しているとのこと。
番組では本作の謎めいたストーリーの一端にも触れられ、本作のディレクターである井上大輔氏が過去作とのつながりを示唆。
クリエイティブプロデューサーの野村哲也氏は「主人公ガーランドがなぜカオスとなっていくのか、という話がやってみたかった」、「ストーリー的には色々と含みがあるんですけど、また追って情報を出していければ」という発言も飛び出している。
さらに番組ではマルチプレイを実際にプレイする様子が配信された。本作は最大3人までプレイすることが可能だ。このマルチプレイが可能となる体験版第2弾がPS5、Xbox Series X|S向けに配信中だ。体験版のプレイ可能期間は10月1日(金)~10月11日(月)23:59を予定している。
番組の終盤には、来年2022年は『ファイナルファンタジー』シリーズの35周年記念ロゴを公開。このロゴはイラストレーターの天野喜孝氏によって「光の戦士」をモチーフにデザインされているという。
本作『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』は、この35周年の記念作品のひとつになり、ほかにも35周年にも関連した続報が予定されているとのこと。
2022年は『ファイナルファンタジー』にとってメモリアルな年になりそうだ。35周年に関するさまざまな施策に期待したい。