マイクロソフトは、次世代OS「Windows 11」を本日10月5日に正式リリースした。
Windows 10からのWindows 11への無料アップデートも同日に開始している。Windows Updateを通してデバイスの適格性を考慮して自動アップグレードとして段階的に提供されるが、手動インストール版も配信開始している。
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— Windows (@Windows) October 4, 2021
Windows 11は、マイクロソフトが開発した最新のOSだ。
ユーザーエクスペリエンスが向上されており、スタート画面とタスクバーのボタンが中央に配置されるなど、デザインが再構築されている。
またWebブラウザ「Microsoft Edge」と新しいウィジェットは、AIによってパーソナライズされており、ユーザーが関心ある情報にすばやくアクセスすることができるという。さらに障がいを持つ人のために、障がいを持つ人々によって構築された新しいアクセシビリティが搭載されている。
またゲーム用途としては「PCゲーム体験を次のレベルに引き上げることができる革新的な新機能を備えています」とのこと。
HDR対応のディスプレイがある場合、「Auto HDR」により1000を超えるDirectX11およびDirectX12のゲームをハイダイナミックレンジに自動的にアップグレードし、広い範囲の色と明るさをレンダリングする。
Xbox Series X|Sに導入されているDirectStorageのサポートが含まれており、NVMeソリッドステートドライブおよびDirectX12 GPUと組み合わせると、DirectStorageを実装するゲームでは、ロード時間が短縮される。
Xboxアプリが組み込まれており、Xbox Game Pass for PCに加入すればさまざまなゲームにアクセスが可能だ。
また後日のアップデート対応となるが、新しくなったMicrosoft StoreからAndroidのモバイルゲームとアプリをWindowsで実行することができるようになる。
既存のPCだけでなく、Windows11がプリインストールされた新しいPCも販売が開始されているので、この機会にPCを新調しようと思った人やOSをアップグレードを検討している人はチェックしてみてはいかがだろうか。