人生の変化と別れを描く準自伝的アドベンチャーゲーム『ノーロンガーホーム』がXbox、Nintendo Switchで配信開始

 Fellow Travellerは、アドベンチャーゲーム『ノーロンガーホーム』(No Longer Home)をXboxNintendo Switch向けに配信開始した。7月に配信したPC(Steam)に続くコンソールでの配信となる。日本語に対応している。

 通常価格はXbox版が1750円、Nintendo Switch版が1520円。発売にあわせて20%オフのセールも開始されており、Xbox版が10月22日まで1400円、Nintendo Switch版は10月13日まで1216円で購入が可能だ。

(画像はNo Longer Home(ノーロンガーホーム) ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)

 『ノーロンガーホーム』は、個人ゲーム開発者のハナ・リー氏セル・ダヴィソン氏の経験を反映した準自伝的なポイント&クリック・アドベンチャーゲーム。「自分たちが今まで過ごしてきた人生に変化が訪れ、さよならと向き合う」ことが描かれているという。

 舞台は南ロンドンのアパート。1年間共同生活を送ったボーアオは大学卒業に向けて引っ越す準備をしている。日本からやってきたアオはビザが切れるため、日本へ帰らなければならない。

 学生生活を終えることで現実を知り、ふたりは見通しの立たない将来を受け入れようとしていた。しかも、ふたりが暮らすアパートの地下では、複数の眼を持つ巨大な「同居人」が存在していた。

(画像はNo Longer Home(ノーロンガーホーム) ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)
(画像はNo Longer Home(ノーロンガーホーム) ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)
(画像はNo Longer Home(ノーロンガーホーム) ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)
(画像はNo Longer Home(ノーロンガーホーム) ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)

 プレイヤーはサイドビューの特徴的なグラフィックから、共同生活をしている大学生の「ボー」と「アオ」の生活を垣間見るように探索し、会話の選択肢を選んでいく。

 すでにSteamのストアページのレビューでは、準自伝的作品として、ゲーム開発者の個人的な人生観が詰まった独自の雰囲気ある作品として評価する向きがある。一方、それゆえに共感ができなかったと評する人もいる。テキストは高評価で、ローカライズは開発者のハナ・リー氏、校正をKakehashi Gamesが手がけており、本作ならではの詩的な表現を上手く翻訳しているようだ。

 ほかに類を見ないアドベンチャーゲームに仕上がっているのは確かといえそうだ。Xbox、Nintendo Switch版の発売をきっかけにプレイしてみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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