一般社団法人RTA in Japanは、2021年8月に開かれたリアルタイムアタックイベント「RTA in Japan Summer 2021」について、税金を除く寄付総額が1255万151円にのぼることを明らかにした。金額は視聴者からの直接寄付と2021年8月分のTwitch収益、およびスポンサーからの寄付をあわせたもので、全額が国境なき医師団へ寄付される。
また、アパレルブランドの「無敵時間」も同様に、イベントチャリティグッズの売上から事務手数料を除いた合計353万円を国境なき医師団へ寄付している。なお、一部グッズの予備品は引き続き販売中だ。
RTA in Japan Summer 2021に関する寄付のご報告です。https://t.co/rQKy1BB4eP
— RTA in Japan (@RTAinJapan) October 8, 2021
今回のイベントを通して、総額1255万151円を国境なき医師団へ寄付しました。#RTAinJapan
【速報】
— 無敵時間 (@mutekijikan) September 23, 2021
『RTA in Japan Summer 2021』のチャリティグッズの売上から3,500,000円と、WEBマンガ『異世界転生RTA✕無敵時間コラボTシャツ』の売上からの30,000円を合わせた、3,530,000円を国境なき医師団に寄付させていただきました。
たくさんのお買い上げありがとうございました。
続く→ pic.twitter.com/b186l8ohED
RTAは「Real Time Attack」の頭文字をとった略称で、海外では「Speedrun(スピードラン)」とも呼ばれる遊び方だ。英語名になぞらえて“走者”と呼ばれるプレイヤーたちは、さまざまなルールが制定されたカテゴリのもと、指定された区間を“実時間”でいかに早くクリアするかを競う。2021年8月11日から5日間にわたって開かれた「RTA in Japan Summer 2021」では、合計で77作品のRTAが披露され、最終的に約18万人の同時接続を記録した。
イベント公式のTwitchチャンネルおよびYouTubeチャンネルでは作品別のアーカイブ映像を視聴できるので、興味があればチェックしておくとよいだろう。
また、電ファミニコゲーマーでは『リングフィットアドベンチャー』のRTAで大トリを務めた走者のえぬわたさんへインタビューを実施している。記事内では、完全クリアに相当する「100%」カテゴリのRTAを約28時間でクリアした実績も持つえぬわたさんの経歴や挑戦の背景を詳しく語ってもらっているので、興味があれば実際のアーカイブ映像とあわせてチェックしてみてほしい。
さらに、12月26日(日)から6日間は、冬のイベント「RTA in Japan Winter 2021」もオンラインで開催予定だ。準備スケジュールは公式Twitterアカウント(@RTAinJapan)に記載されているので、ボランティア参加を希望する人は募集日程を忘れないよう注意されたい。
「RTA in Japan Summer 2021」が開幕。『SEKIRO』『デスクリムゾン』『CUPHEAD』『リングフィットアドベンチャー』『ドラクエ8』の名前も