早稲田文学編集室は10月11日(月)、「ホラーのリアリティ」を特集テーマに据えた文芸誌『早稲田文学』の最新号を筑摩書房より発売した。
☆「早稲田文学」2021年秋号、10/11発売!https://t.co/qsF3fPhS73
— 早稲田文学 (@wasedabungaku) September 24, 2021
■特集「ホラーのリアリティ」
小説や映画、ゲーム、ネット、差別やゴーストツーリズムなど……様々な角度からホラーの歴史と現在を見わたす。
特集外も充実、400ページごえの大ボリュームでお届けします!https://t.co/uWQ0yHIfE6 pic.twitter.com/4Ts8giBkv1
『早稲田文学』は、1891年に創刊された長い歴史を持つ文芸誌。2007年に第10次のリニューアルを迎えた同誌は、文学以外にもマンガや演劇、お笑いといった多様なジャンルを取り込みつつ、不定期に刊行を重ねてきた。
2021年秋号として発売される本号では、「ホラーのリアリティ」を特集。各界の作家や批評家、研究者らによるコラムや論考をはじめ、ゲーム関連では人気実況者のガッチマン氏とバーチャルYouTuberの市松寿ゞ謡氏、甲賀流忍者ぽんぽこ氏、人生つみこ氏による対談「『ホラゲ実況』はどこへいくのか?」が収録される。
なんと私の名前が…! https://t.co/EfmVprRJbC
— ガッチマン /ガッチマンV(総合) (@Gatchman666) September 24, 2021
また、ビデオゲーム研究者の向江駿佑氏による論考「『ホラーゲーム』の正しい怖がり方」のほか、ホラーゲームの題材としても知られる「SCP財団」のWiki執筆者・Pear_QU氏によるテキストや、同じくSCP財団に関する文章がSF書評家の橋本輝幸氏より寄稿されている。
さらに、Steamを中心に多数のホラーゲームを発表する兄弟クリエイター「Chilla’s Art(チラズアート)」によるエッセイ「Chillaʼs Artにとってのキーゲーム」も掲載されており、ホラー好きの方だけでなくゲームファンにも必見の内容だ。
本号は発売前から予約注文が殺到し、Amazonでも一時在庫切れ(記事執筆時点では在庫は復活するも価格が高騰中)となるなど、大きな話題を集めているようだ。すでに重版も決定しており、同特集に対する高い注目が伺える。
「早稲田文学」2021年秋号、現在Amazonでは在庫切れとなっているようです。申し訳ございません。
— 早稲田文学 (@wasedabungaku) October 8, 2021
他のネット書店さんではまだまだご注文いただけます。https://t.co/18MMbMXN7l
リアル書店さんでも、徐々に店頭に並び始めているようです。どうぞよろしくお願いいたします。
400をページを超える圧巻のボリュームで展開する『早稲田文学』2021年秋号は、全国の書店および各種オンラインストアで発売中。価格は2420円(税込)となっている。