中国版『フォートナイト』は10月31日(日)、同サービスの提供を11月15日(日)に終了すると公式サイト上で発表した。同日付けで国内のサーバーは機能を停止する。
世界中で親しまれている人気タイトルの『フォートナイト』だが、中国向けの展開ではサーバーがグローバルから隔離されるなど仕様が一部異なっていた。11月1日(月)には新規アカウントの登録受付を終了し、15日時点で国内サーバーへのログインが不可となる形だ。
サービス終了の経緯について具体的な理由は明かされていないが、厳しさを増す同国のゲーム規制が背景にあるのではないかと推察する声がSNSでは多くみられた。同作のメインユーザーである比較的低い年齢層(18歳未満)は2021年9月より平日のオンラインゲームへのアクセスが禁止され、プレイ時間を金曜、土曜、日曜および祝日の20時から21時に定める「ゲーム制限令」の対象になっている。
A petition from all Chinese players.#FortniteCubed #fortnitechina #freefortnite @EpicGames @FortniteGame @FortniteStatus @GMatrixGames @itsarkheops @_FireMonkey @HYPEX @ShiinaBR pic.twitter.com/vaZdcKNc3z
— Joker白翊 (@Joker_BaiYi) October 31, 2021
突然の悲報に暮れる中国の『フォートナイト』コミュニティは、Twitterを通じて嘆願書を公開。国内の運営チームの一員でもあるJoker不是白翊氏を中心に、Epic Gamesへ対しプレイヤーのセーブデータを保存するよう求めている。