Epic Gamesは12月20日(月)、『The Vanishing of Ethan Carter』の無料配布を開始した。期間は12月21日(火)の午前1時まで。通常価格2000円(税込)の同作がお得に入手できる。配布中に一度受け取り処理をすれば、その後も継続してダウンロードやプレイが可能だ。
『The Vanishing of Ethan Carter』は、ポーランドのゲームスタジオThe Astronautsが開発する一人称視点のミステリー探索ゲーム。2014年にPC版が発売されたのち、PS4、Xbox One、Nintendo Switchにも移植されている。
本作では、霊視能力を持つ探偵のポール・プロスペローが、イーサン・カーターという少年から助けを求める手紙を受け取り、彼の住む集落「レッドクリーク・バレー」を訪れるところから物語が始まる。
だが現地には人影がなく、事件と思しき遺体や血痕、謎めいた文字などが至るところで目撃される異様な状況が待っていた。プレイヤーは死者の最期の記憶を追体験できるプロスペローの力を使い、集落に隠された謎へと迫っていく。
リリースから7年が経つ現在でも古びることのない美麗なオープンワールドマップや、プロスペローの思考が文字となって目の前に浮かぶ秀逸なストーリーテリングなどが高く評価され、2015年の「英国アカデミー賞(BAFTA)」では「ゲームイノベーション」部門賞を獲得。海外ゲームメディアをはじめSteamでの評価も「非常に好評」と高い。
なお同作は日本語には対応していないものの、ゲーム翻訳者の有志による日本語化Modが公開されている。『Va-11 Hall-A』などの翻訳で知られる武藤陽生氏と『Firewatch』などを手がけた福嶋美絵子氏によるもので、Epic Games版にも適用が可能だ。同Modは武藤氏の個人ブログからダウンロードできる。
またEpic Gamesストアでは、17日より「ホリデーシーズン」を記念した無料配布を日替わりで15日間にわたって実施中だ。『フォートナイト』や『ロケットリーグ』、『Warframe』といったタイトルに向けたギフトアイテムも配布されている。
そのほか、1000円分の割引クーポンを会計のたびに入手できる「Epicクーポン」も2022年1月7日(金)の午前1時まで提供。同クーポンによる割引は1480円以上(または現地通貨での同等額)の対象ゲームに適用される。