SBクリエイティブは、ゲームブックを5作品収録した『ファイティング・ファンタジー・コレクション ~レジェンドの復活~』を2022年7月15日に発売すると発表した。
価格は税込8250円。完全受注生産となり、受注締め切りは2022年5月12日。
あわせて第1弾のコレクション『ファイティング・ファンタジー・コレクション ~火吹山の魔法使いふたたび』も再販されることが発表している。
『ファイティング・ファンタジー・コレクション ~レジェンドの復活~』は、スティーブ・ジャクソン氏とイアン・リビングストン氏によるゲームブックの始祖『ファイティング・ファンタジー』シリーズからピックアップした作品と、その関連作を収録したコレクション。
収録される作品は以下のとおり。
『死の罠の地下迷宮』
『地獄の館』
『サイボーグを倒せ』
『危難の港』(初翻訳)
『魂を盗むもの』(初翻訳)また安田均氏による書き下ろし解説書、全5枚のアドベンチャーシート、豪華化粧箱が付属する。
このラインナップで特に有名なのは『死の罠の地下迷宮』で、1985年には『死のワナの地下迷宮』として社会思想社より翻訳されている。『ファイティング・ファンタジー』シリーズ第6弾の初期作となり、死の罠だらけの迷宮を冒険者が踏破していく。『死のワナの地下迷路 トリロジー』(Deathtrap Dungeon Trilogy)としてNintendo Switch、PC向けにビデオゲームにもなっている。
『地獄の館』はシリーズ10作目で、怪しげな館を探索するホラー。「恐怖点」が導入されており、あるい一定値に達すると狂死する。
シリーズ17作目の『サイボーグを倒せ』は、主人公はスーパーヒーローなのが特徴。タイタン・シティを舞台にサイボーグである犯罪組織のボスを倒すSF作品だ。
初翻訳となった『危難の港』は、2017年に発表されたイアン・リビングストン氏による最新シリーズの第1作で、『ファイティング・ファンタジー』シリーズの舞台であるアランシアを20数年ぶりに再び扱った作品とのこと。おなじみの盗賊都市ポートブラックサンドが登場するという。
また『魂を盗むもの』は、シリーズ第34作目で日本で展開されていた全33作の「次の1本」とのこと。暗黒の魔術師モルドラネスを倒すために、絶望の島で冒険が繰り広げられる。
今回、あわせて第1弾のコレクション『ファイティング・ファンタジー・コレクション ~火吹山の魔法使いふたたび』も再販されることが発表されている。こちらは2022年2月14日が締め切りとなる。
前回買い逃した人は、今回とあわせて購入を検討してみてはいかがだろうか。