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司書体験アドベンチャーゲーム『市立カクレザ図書館』が配信開始。全260冊の本から選ぶことでストーリーが分岐、穏やかに進行しつつも不穏な要素も

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 同人サークルの野良箱は、司書体験アドベンチャーゲーム『市立カクレザ図書館』を配信開始した。

 対象プラットフォームはPC(Steam)。価格は税込1010円。

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(画像はSteam:市立カクレザ図書館より)

 『市立カクレザ図書館』は、図書館の新人職員となりカウンターで貸出業務を行う司書体験アドベンチャーゲームだ。

 ゲームは利用者が希望する本やCD、DVDなどを全260冊から選ぶことでストーリーが分岐していく。この「全260冊の本」はすべて選択肢となっていることが本作の特徴で、検索機を用いて利用者が希望する本を正しく提供できるかが攻略の鍵となる。

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(画像はSteam:市立カクレザ図書館より)
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(画像はSteam:市立カクレザ図書館より)
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(画像はSteam:市立カクレザ図書館より)

 ゲームは全体として穏やかで淡々と進行していくが、「コトノリア」という謎の言葉を口にする利用者がおり、通常業務と並行して小さな謎が積み重なるというSF・オカルト・ミステリ要素が入っているという。

 利用者がカウンターに出す本はすべて検索機に収録されており、 実在しない本の情報が260冊分閲覧が可能だ。 著者や出版社ごとに作品の傾向もあるなど、 架空本ギャラリーとしても楽しめる。

  複数のバッドエンドやトゥルーエンドを含むマルチエンディングとなっているので、物語の真相を探求してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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