パブリッシャーのNaconは2月1日、野戦病院がモチーフとなる『War Hospital』のシネマティックトレーラーを公開した。
対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、PCで、2022年の10月から12月の間に発売を予定している。本作は日本語にも対応し、開発はポーランドのBrave Lamb Studio S.A.が手掛ける。
『War Hospital』は第一次世界大戦下の衛生兵と野戦病院を指揮するリアルタイムストラテジー(以下RTS)だ。プレイヤーはイギリス軍の元衛生兵、ヘンリー・ウェルズ少佐となり、野戦病院の司令官として人命救助を実施し、生存者の小さなコミュニティを構築していく。
本作は第一次世界大戦のフランス前線の設定を忠実に再現し、また当時のイギリス軍野戦病院の描写に注力しているという。ゲームで用いられる医療器具や技術は実際に当時用いられていたものであり、プレイヤーは道具や技術の発達を目の当たりにすることとなる。
第一次世界大戦下での戦闘ではなく救命の実態を描くことは、斬新なアイディアとしてプレイヤーを楽しませるだけでなく、報道的な意義と価値があるはずだ。
ストアページによると、本作ではサバイバルRTSとしての戦略性のみならず、医者としての倫理も問われるという。詳細は明らかにされていないが、戦場の医療を描く物語にも期待できるだろう。
興味がある読者は、本作をウィッシュリストに入れて続報を待ってほしい。