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教育版『マインクラフト』向けにサイバーセキュリティを学べるアドベンチャーが無料提供。「クリックする前に立ち止まって考える」という原則を軸に4つの課題にチャレンジ

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 教育版『マインクラフト』に新たなアドベンチャー「Cyber​​Safe:Home Sweet Hmm」が提供されることが、2月7日のXbox Wireの投稿によって明らかにされた。

 こちらは、第19回となる「Safer Internet Day」に先駆けて制作されたもので、対象年齢は7歳から12歳。子どもやその保護者が『マインクラフト』の世界で遊びながらインターネット上の脅威を理解し、情報や自身を守るための方法を学ぶためのコンテンツである。

 「Cyber​​Safe:Home Sweet Hmm」というタイトルは『マインクラフト』の象徴的な存在である「村人」たちの声に由来する。同時に、この音はインターネットを安全に利用するために「立ち止まって考える」という、本アドベンチャーにおける基本原則も意味しているという。

『マインクラフト』無料アドベンチャー発表、セキュリティ学習向け_001
(画像はYouTube「CyberSafe: Home Sweet Hmm Trailer」より)

 アドベンチャーの中には「連絡先のIDの確認」「パスワードの保護」「フィッシングの防止」「詐欺の回避」といった4つの課題が用意されている。その1時間ほどのシナリオの中で、プレイヤーは自身の行動を決定するだけでなく、信頼できる大人にアドバイスを求めることも学んでいく。

 レッスンを通して、クリックする前に考える、という原則を軸に、より安全にインターネットを利用する方法を伝えていく構成となっているようだ。また、プレイヤーとなる子供たちに、信頼できる大人への「相談」の重要性を説く面も持ち合わせている。

『マインクラフト』無料アドベンチャー発表、セキュリティ学習向け_002
(画像はYouTube「CyberSafe: Home Sweet Hmm Trailer」より)

 「Cyber​​Safe:Home Sweet Hmm」はすべての教育版『マインクラフト』ユーザーが無料で利用可能。3月中には『マインクラフト』マーケットプレイスからも「Education Collection」のひとつとしてダウンロードできるようになるようだ。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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