日本ファルコムは、2月10(木)に2022年9月期の第1四半期(2021年10月1日~2021年12月31日)の決算短信を公開した。
当第1四半期累計期間の製品部門では、日本ファルコム創立40周年記念タイトル『英雄伝説 黎(くろ)の軌跡』のほか、『英雄伝説 閃(せん)の軌跡』シリーズのタイトルを販売。売上高は3900万円とした。
またライセンス部門では、PS4向けに『那由多の軌跡:改』の繁体字中国語版及び韓国語版や、Nintendo Switch向け『英雄伝説 閃の軌跡III』、『英雄伝説 閃の軌跡IV-THE END OF SAGA-』の繁体字中国語版、韓国語版、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売などグローバルに展開しており、順調に推移した。売上高3億3900万円となる。
このため当第1四半期累計期間の業績は、売上高は3億7900万円(前年同四半期は6億4200万円)、営業利益は1億9500万円(前年同四半期は4億400万円)、経常利益は2億200万円(前年同四半期は4億4200万円)、四半期純利益は1億4000万円(前年同四半期は3億2300万円)となった。
2022年2月にはPS4に『イースⅧ&Ⅸ スーパープライスセット』や『イースIX -Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)スーパープライス』、3月には音楽アルバム『英雄伝説 黎の軌跡 オリジナルサウンドトラック』が発売予定。
また現在はNintendo Switch自社参入タイトル第1弾『那由多(なゆた)の軌跡 アド・アストラ』や、『軌跡』シリーズ最新作、PS4、PS5向けに『英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-』を開発中だ。
今後の業績予想に関しては、2021年11月11日に公表した業績予想に変更はなく、新型コロナウイルス感染症についても大きな影響はないものの、引き続き感染症の影響を注視するとしている。