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SCP財団のSCP-5000『どうして?』に触発された一人称視点ホラータクティカルシューター『SCP: Pandemic』が2月22日にリリース予定

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 Affray LLCは、SCP財団のSCP-5000『どうして?』に触発された一人称視点ホラータクティカルシューター『SCP: Pandemic』を2月22日にリリースする。

 対象プラットフォームはPC(Steam)。記事執筆時点では日本語には対応しておらず、開発中のテストを兼ねた早期アクセス版として提供される。

 SCP財団とは、超常的な能力を持つオブジェクトを収容する架空の組織。SCP財団に収容された謎のオブジェクトの報告書といった形で、ユーザーたちがさまざまな怪異に関するデータを創作しており、それらはWebでまとめられている。

 そのなかのひとつ『どうして?』(『Why?』)は、「謎」をテーマに開催されたコンテストで優勝し、SCP-5000のナンバリングを獲得した作品だ。SCP-5000は謎めいたストーリーを内包する特殊な「パワードスーツ」で、SCP財団による危険度を示すオブジェクトクラスは「Safe」となっている。

SCP-5000『どうして?』に基づいた協力型ホラーシューター『SCP: Pandemic』が2月22日にリリース予定_001
(画像はYouTube「SCP: Pandemic – Early Access Beta [Gameplay Teaser || 4K]」より)
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(画像はYouTube「SCP: Pandemic – Early Access Beta [Gameplay Teaser || 4K]」より)

 本作『SCP: Pandemic』は、その『どうして?』に基づいた一人称視点の協力型タクティカルシューターである。なお今回、リリースされるのは開発途中のプロトタイプ版であり、早期アクセス版となる。

 作中におけるSCP財団の代表「O5評議会」は、危険なオブジェクトが真の力を発揮することで生まれる災害を阻止するため、あえて人類を絶滅させるという指令を開始した。

 一方、指令に対してSCP財団の何人かのメンバーは反旗を翻し、国連の下部組織である「世界オカルト連合(GOC)」などに内部告発した。その前後、財団の施設内にいたSCP財団のスタッフは、記憶を変化させられていた。

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(画像はYouTube「SCP: Pandemic – Early Access Beta [Gameplay Teaser || 4K]」より)
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(画像はYouTube「SCP: Pandemic – Early Access Beta [Gameplay Teaser || 4K]」より)

 SCP財団の脱退者たちはGOCからの支援を受けつつ、ファイアチームを結成。プレイヤーはファイアチームの一員として、財団の施設内に存在する「エリア12」へ潜入して機密データと重要人物の奪取を目指す。

 ゲームは協力型のホラータクティカルシューターとして、仲間と協力しながら、恐ろしい怪物と戦いながらゲームを進めていく。武器のカスタマイズが可能で、1、2時間ほどのボリュームでストーリーを重視しているという。

 『SCP: Pandemic』は2月22日に早期アクセス版としてリリース予定。残念ながら記事の執筆時点では日本語に対応していないが、気になった人はウィッシュリストに登録してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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