2月25日(金)にPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)向けに発売された『エルデンリング』だが、そのストーリーの進行上必須となる最初のボス「忌み鬼、マルギット」がプレイヤー達の前に立ちはだかる高い壁となっているようだ。
Steam版では、リリースからわずか1時間後に同時接続プレイヤー数が70万人を突破。その2時間後には76万人を超える大盛況ぶりを見せている本作だが、Steamの実績上における最初のボス「忌み鬼、マルギット」の突破率は記事執筆時点で29.6%と、3割未満にとどまっている。
その「マルギット」の強さには「この強さは最初のボスじゃないのでは……」、「最高にフロムしてる」など、畏怖と喜びが入り混じった声が多数上がっている。2021年に公開された映像に登場した際のセリフの通り、心の「火」を消されてしまうプレイヤーも少なくないようだ。
もちろん、発売から2日目の数字であること、かつ『エルデンリング』はオープンワールドの形式をとっているためメインルート以外の探索を楽しむプレイヤーが増えていることも一因にあるとは思われる。実際、筆者もそこかしこに用意されたイベントを探しまわるのに時間を割かれ、Steam版では彼と刃を交えてさえいない。
ところで、フロム・ソフトウェア製タイトルの最初の関門として有名なボスが『Bloodborne』の「ガスコイン神父」だ。ほぼ最初に戦うボスにしては相当な強さを誇るため、ファンの間では「同作がフリープレイに登場したり、セールが開催されるたびにその突破率が落ちていく」ことが知られている。ちなみに、記事執筆時点の突破率は45.2%を記録している。
果たして「忌み鬼、マルギット」は「ガスコイン神父」以上の関門になるのか、今後の突破率の変動にも注目していきたい。『エルデンリング』は、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)向けに現在配信中だ。