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『タコピーの原罪』単行本上巻の発売を記念したプロモーション映像が公開。「ハム太郎」役などで知られる間宮くるみさんが「タコピー」を、「久世しずか」役を上田麗奈さんが演じ話題に

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 集英社は3月4日(金)、同社が運営するウェブサイト『少年ジャンプ+』で連載中の人気マンガ『タコピーの原罪』の単行本の発売を記念して、作中の場面を編集して音声を当てたプロモーション映像をYouTube上で公開した

 登場キャラクターであるハッピー星人「タコピー」の声を『とっとこハム太郎』「ハム太郎」役などで知られる間宮くるみさんが、「久世しずか」役を声優のほか歌手としても活躍の幅を広げている上田麗奈さんがそれぞれ務め、公開から一晩で30万回を超える再生数を記録し注目を集めている。

 『タコピーの原罪』はマンガ家のタイザン5氏が手がけ、毎週金曜日に最新話が公開されるたびTwitterのトレンドへ名を連ねている話題作だ。執筆時点では第13話までが掲載されており、織り込まれた伏線や波乱に満ちた衝撃的展開の数々で感想や考察がネット上を賑わせている。

 発売された単行本上巻には、書き下ろしエピソードを含む全216ページを収録。大手ショッピングサイトのAmazonでは執筆時点で在庫切れを起こしているのが確認された。

 公開されたプロモーション映像では『きらきら星』のピアノ伴奏に乗せて、美しさと不穏さが混然となったタコピーと久世しずかの出会いの場面が描かれている。

 小学校での苛烈な仕打ちを受けるしずかに対して、その背景に知識を持たない無垢なタコピーが「しずかちゃんをものすごい笑顔にしてみせるッピ!」と笑顔で励ましの言葉を贈る様は、のちに続く悲劇的状況を見事に象徴するもの。吹き替えを務める両氏の迫真の演技も相まって、動画では生々しさがより際立っている。

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(画像はYouTube「【公式】タコピーの原罪【発売記念PV】」より)

 また公開に先がけてはカウントダウンも兼ねた、タコピーとしずかが一緒に過ごす日々を追体験できる特別映像『「タコピーの原罪」~タコピーといっしょ~』もアップされている。1時間40分もの長尺を通じて、元気に動き回るタコピーや愛犬「チャッピー」と幸せな時間を送るしずかの姿を楽しむことができるという。

 なお単行本の発売にともない、『少年ジャンプ+』では一部のエピソードが同誌内のポイントを使ったレンタル制へと移行している模様だ。『タコピーの原罪』上巻の価格はコミック版が693円、電子書籍版が659円(各税込)となっている。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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