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次世代RPG『Starfield』(スターフィールド)の開発者たちが作品の特徴を紹介する映像が公開。まざまな派閥が登場し、『オブリビオン』にも言及

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 ベセスダ・ソフトワークスは、次世代RPG『Starfield』(スターフィールド)に関する、開発者の座談会の動画第2弾「Into the Starfield – Ep2: Made for Wanderers」を公開した。

 『Starfield』はXbox Series X|S、PC向けに2022年11月11日の発売を予定している。またXbox Game Passの対象タイトルでもあり、会員なら発売日から無料でプレイ可能だ。

 『Starfield』は、『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Fallout 4』を手がけたベセスダ・ソフトワークスによる、25年ぶりの完全新規タイトル。宇宙を舞台とした次世代型RPGとなっており、自分だけのキャラクターを作成し、人類最大の謎を解き明かすために壮大な冒険へと旅立つ。

 今回、公開された動画「Into the Starfield – Ep2: Made for Wanderers」では、ゲームディレクターのTodd Howard氏、デザインディレクターのEmil Pagliarulo氏、リードクエストデザイナーのWill Shen氏、リードアーティストのIstvan Pely氏が登場し、本作の魅力について語っている。

 動画ではこのゲームが広大なオープンワールドであることを改めて強調し、NPCなどのキャラクターとの交流は、実在の人間と話しているかのようなインパクトを出すために、現実の人間をスキャンして取り込んでいるという。

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(画像はYouTube「Into the Starfield – Ep2: Made for Wanderers」より)
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(画像はYouTube「Into the Starfield – Ep2: Made for Wanderers」より)
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(画像はYouTube「Into the Starfield – Ep2: Made for Wanderers」より)
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(画像はYouTube「Into the Starfield – Ep2: Made for Wanderers」より)

 また、さまざまな派閥が登場することにも触れられており、宇宙共和国の未来を理想とする「コロニー連合」、西部劇とファンタジーの表現が融合し、新天地で活動する「自由恒星同盟」、さらに巨大会社での生活を描く「龍神インダストリーズ」が登場するという。プレイヤーはいずれかの派閥に所属できるようだ。

 また宇宙海賊の「紅の艦隊」も登場し、味方や敵対する関係になることも可能だという。

 会話システムに関して、『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』が引き合いに出されており、同作のシステムを進化させようとする意図はなかったものの、選択肢においてリスクを取る要素が共通点としてあるという。実際に誰かを説得させる感覚を表現することを目指しているとのこと。

 最後にはこのゲームのテーマにも触れており「宇宙には何があるのか?」、「私たちはなぜここにいるのか?」、「人類はどこに向かっているのか?」といったSF文学の挑んだ問いを本作でも盛り込んでいると語っている。

 さらなる期待がかかる次世代RPG『Starfield』は、11月11日に発売予定だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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