『Pokémon GO』や『ピクミン ブルーム』、『Ingress』などの位置情報ゲームを手がけるNianticは4月14日(木)、バーチャルペットを育成するAndroid/iOS向け新作ARアプリ『Peridot』を発表した。
本アプリでは「ペリドット」(「ドット」の愛称で呼ばれる)という絶滅の危機に瀕した幻想的生物を育成し、現実世界を新たに発見し直していく。産まれたてのドットが大人になるまでの過程をともにするなかで、食事を与えたり一緒に遊んだり、ときにはさまざまな場所に出かけりして交流を深めるのがおもな内容だ。
ドットを連れて行く先では宝箱を掘り当て、実のようなエサを発見することが可能。特定の実を必要とする彼らの願いを叶えるため、各地へ赴く動機付けがなされている。
充分に育ったドットは繁殖を行えるようになり、新たな姿の子どもたちを産み種類を増やしていく。ウサギやクジャクといった実在する動物をモデルとしたものから、ドラゴンやユニコーンといった想像上の生物までそのモチーフは幅広く、発見したドットは図鑑に登録され収集を楽しめる。
また詳細は明かされていないものの、世界中の他のプレイヤーたちとの協力要素も計画されているという。ソーシャル機能も実装され、AR技術を用いて現実世界を背景にドットの写真や動画の撮影も行えるほか、データはSNSへと簡単に共有できる仕組みとのこと。
具体的なリリース時期については未定だが、『Peridot』では近くベータテストを実施するとしている。興味のある方は公式サイトからメール登録を行い、知らせを待つとよいだろう。