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車を運転して謎の追跡車から逃走する異色のホラードライブゲーム『Beware』新バージョンが配信開始。開発者が実際に亡命した経験から生まれた一品

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 チェコ出身のアニメーション映画製作者で個人ゲーム開発者のオンドレイ・スヴァドレナ氏は4月24日、同氏が開発中のホラードライブゲーム『Beware』の新バージョンv011をクリエイター支援サービスの「Patreon」の支援者向けに公開した。

 本作の2018年に公開されたデモ版はIndieDBで配信しており、アップデートされたv011は月5ユーロ以上の支援プランに登録すればダウンロード可能だ。

 また今回の発表にあわせて、新たなバージョンを紹介する50分間の映像もYouTubeにて公開されている。

ホラードライブゲーム『Beware』新バージョンが配信開始01
(画像はBEWARE v011 road trip – YouTubeより)

 『Beware』は、ドライバーとして車を運転しフィールドを探索するオープンワールドのホラードライブゲームだ。マップにはプレイヤーを発見し次第に追跡してくる車両が徘徊しており、追突されればゲームオーバーとなる。そのため時に潜伏し、見つかればカーチェイスで逃走しながら探索をすることとなる。

 本作のマップは明かりが少なく、プレイヤーは無骨な都市空間で緊張感のある逃走劇を体験することになる。本作の設定は、作者が幼少期にチェコからの亡命を経験し秘密警察に追われる恐怖や乗用車での旅が影響して生まれてたものとなっており、プレイヤーが搭乗する車両は1970年代にチェコスロバキアで生産された乗用車シュコダ・120となっている。

 今回の「Patreon」支援者向けに配信されたバージョンには144K㎡の広大な新マップが用意されている。マップ上には新たな物理演算をテストする4台の採掘用のトラックのみが配置されているため、今後の発展に向けた要素となっているものの、川崎市くらいの広さのマップを自由に走行する快楽を享受できるだろう。

 また、新たにVRとレースゲーム用のハンドルコントローラーに対応する。

 今回のアップデートにより、オンドレイ・スヴァドレナ氏は「魅力的なカーチェイスやストーリーを展開するのに十分な広さを持つようになった」と語っており、『Beware』の今後のアップデートに期待が高まる。

 興味がある読者は「Patreon」IndieDBでデモ版をプレイしてみてはいかがだろうか。

ホラードライブゲーム『Beware』新バージョンが配信開始03
(画像はImage 4 – BEWARE – Indie DBより)
ホラードライブゲーム『Beware』新バージョンが配信開始04
(画像はImage 4 – BEWARE – Indie DBより)
ホラードライブゲーム『Beware』新バージョンが配信開始02
(画像はBEWARE v011 road trip – YouTubeより)
編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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