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ひきこもりホラーRPG『OMORI』コンソール向けデジタル版の海外発売日は6月17日に。約350ページにおよぶ攻略本兼アートブックも展開予定

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※【更新 2022/5/6 23:20】ゲーム本編の展開について、一部詳細に言及する記述が含まれていたため該当箇所を修正いたしました。

 OMOCATは5月5日(木)、開発を手がけるひきこもりRPG『OMORI』について、コンソール向けのデジタル版の発売日が6月17日(グローバル時間)になる予定だと伝えた。同作はPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switchのほか、Windows(Microsoft Store)でのリリースが告知されている。

 また、PS4およびNintendo Switch向けに展開するパッケージ版に関しては、クオリティを確保するためデジタル版の発売から2週間遅れてのリリースとなることも発表された。

 『OMORI』は、ひきこもりとなった少年「オモリ」が主人公のホラーRPG。現実と夢のような精神世界を交互に行き来して人々との交流や敵との戦闘を繰り広げる過程で、彼の抱えるトラウマや隠された真実が明かされていく。

 本作は2014年にクラウドファンディングでの資金調達に成功後、6年半以上もの時間をかけて開発が進められた。2020年12月にはPC(Steam)版がリリースされ、同ストアでは3万4000件以上のレビューが寄せられるなか「圧倒的に好評」の評価を執筆時点で集めている。

 当初は英語のみの対応となっていた同作だが、2021年末に待望の日本語ローカライズが実装され話題となったことも記憶に新しい。今回のコンソール化については、ゲーム自体の法則を書き換えるユニークなギミックを備えたパズルゲーム『Baba Is You』のiOS/Android版への移植などで知られるMP2 Gamesが担当する。

 パッケージ版を手がけるのは、インディー作品を中心とした多数のゲームグッズを展開するFangamer。パッケージ版の発売とあわせて、約350ページにおよぶ攻略本兼アートブックも販売されるという。同書には100枚以上もの書き下ろしイラストが収録予定だ。

 なおこのたび伝えられたデジタル版の発売日については具体的なコンソール名への言及はされておらず、すべてのプラットフォームで同日のリリースとなるかは明らかとなっていない。日本国内を対象としたものであるかといった点についても触れられていないため、詳細が待たれるところだ。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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