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『エルデンリング』をVR化するMODの制作が進行中。VRならではの圧倒的な臨場感でボス戦や探索を楽しめ、戦闘なしで狭間の地を堪能する「観光モード」も実装

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 2月25日(金)に発売され数々の話題を呼んできた『エルデンリング』だが、非公式MODを用いて本作をVR対応させる試みが進んでいるようだ。

 こちらの映像は、個人開発者の「LukeRoss」氏が制作したMODによって『エルデンリング』をVRでプレイしている様子だ。同氏はこれまでにも『レッド・デッド・リデンプション2』『サイバーパンク2077』といった大型タイトルをVR化するMODを制作してきたことで知られる。

 同氏は以前に海外メディア「PC Gamer」からの取材に答えており、その中では「ローリングを行った際にも視点が1回転しない」などの工夫を語っている。またオリジナル版に基づき三人称視点も実装するものの、VR上ではあまりうまく機能しないという。

『エルデンリング』をVR化するMODの制作が進行中1
(画像はYouTube「What is this sorcery?」より)

 また、5月5日(木)にはVRやARの情報を専門とする海外メディア「UploadVR」による15分ほどのプレイ映像が公開された。

 多少動作に不安定な部分はあるようだが、戦闘や探索、装備の選択などといった一般的なゲームプレイをVRモードでプレイできている様子がうかがえる。特に一人称視点で「霊馬」を駆る疾走感巨大な敵と戦っている時の臨場感には、VRならではの長所が感じられる。

 UploadVRによれば、標準的な一人称視点と三人称視点にくわえてふたつのモードが用意されているとのこと。くわえて、あらゆる戦闘を行わずに『エルデンリング』の景色を堪能できる「ツーリストモード」も実装されるという。

 こちらのMODは、クラウドファンディングプラットフォーム「Patreon」にて、LukeRoss氏を支援することで利用可能となる見込みだ。『レッド・デッド・リデンプション2』などのMODのプロトタイプ版にもアクセス可能となるようなので、気になる方は登録されてみてはいかがだろうか。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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