2月25日(金)に発売され数々の話題を呼んできた『エルデンリング』だが、非公式MODを用いて本作をVR対応させる試みが進んでいるようだ。
こちらの映像は、個人開発者の「LukeRoss」氏が制作したMODによって『エルデンリング』をVRでプレイしている様子だ。同氏はこれまでにも『レッド・デッド・リデンプション2』や『サイバーパンク2077』といった大型タイトルをVR化するMODを制作してきたことで知られる。
同氏は以前に海外メディア「PC Gamer」からの取材に答えており、その中では「ローリングを行った際にも視点が1回転しない」などの工夫を語っている。またオリジナル版に基づき三人称視点も実装するものの、VR上ではあまりうまく機能しないという。
また、5月5日(木)にはVRやARの情報を専門とする海外メディア「UploadVR」による15分ほどのプレイ映像が公開された。
多少動作に不安定な部分はあるようだが、戦闘や探索、装備の選択などといった一般的なゲームプレイをVRモードでプレイできている様子がうかがえる。特に一人称視点で「霊馬」を駆る疾走感や巨大な敵と戦っている時の臨場感には、VRならではの長所が感じられる。
UploadVRによれば、標準的な一人称視点と三人称視点にくわえてふたつのモードが用意されているとのこと。くわえて、あらゆる戦闘を行わずに『エルデンリング』の景色を堪能できる「ツーリストモード」も実装されるという。
こちらのMODは、クラウドファンディングプラットフォーム「Patreon」にて、LukeRoss氏を支援することで利用可能となる見込みだ。『レッド・デッド・リデンプション2』などのMODのプロトタイプ版にもアクセス可能となるようなので、気になる方は登録されてみてはいかがだろうか。