Gun InteractiveとSumo Digitalは5月14日、開発中の非対称型の対戦ホラーゲーム『The Texas Chain Saw Massacre』に関して、ゲーム内のステージと原作映画『悪魔のいけにえ』のロケーションを比較する新映像を米IGNのYouTubeチャンネル独占で公開した。
『The Texas Chain Saw Massacre』の販売プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、PCで、発売時期は未定だ。
ゲーム『The Texas Chain Saw Massacre』は1974年に公開されたトビー・フーパー監督の映画『悪魔のいけにえ』を原点とするシリーズ作公認の非対称型のマルチプレイ向け対戦ホラーゲームだ。
本作は3人の追跡者と4人の逃走者で展開するゲームシステムを採用しており、本作オリジナルキャラクター「マリア・フローレス」の失踪事件を経て、彼女を探す妹のアナと4人の友人たちは、偶然ガソリンスタンドで遭遇した狂気のスローター一家と出会い、家族とその犠牲者による逃走劇が展開することとなる。
前述のとおりにオリジナルの設定が組み込まれる本作ではl原作シリーズを第一に考えながら、原作の世界観とプレイヤーが介入できる余白を考慮して人物の設定が用意されている。『The Texas Chain Saw Massacre』の公式サイトでは、各キャラクターの詳細な設定も掲載されている。
ゲームシステムはステルス要素を主軸とするものとなる。本作ではマルチプレイヤーのホラーゲームとしてシングルプレイヤーにはない可視性の活用を意識し、逃走者側は暗所に隠れるという選択肢を持つ。
また、両側のプレーヤーに環境内の特定のライトをオンまたはオフにする機能が用意されるため、暗所を活用した逃走にも変化が生まれ、対戦ゲームらしい駆け引きが味わえそうだ。
公開されたトレーラーでは一見するとどちらがゲームか判断不可能なほどのフォトリアルな再現性を獲得しているほか、映画版を再現するカラーグレーディング、フィルムのノイズを再現するフラクタルノイズのポストプロセス処理が施され、『悪魔のいけにえ』が提示するような太陽の元で描かれる不気味さを醸し出している。
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