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「人肉レストラン」を運営するサイコなシミュレーションゲーム『Ravenous Devils』Steam版が日本語に対応へ。発売一ヶ月を待たず10万本突破の人気作

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 デベロッパー(開発元)のBad Vices Gamesは5月19日、ホラー経営シミュレーションゲーム『Ravenous Devils』Steam版が日本語に対応したと発表した。

 発表によるとXbox One、Xbox Series X|S版海外向けのNintendo SwitchPS4、PS5版も追って日本語に対応するという。価格は580円で、前述のプラットフォームのほかEpic GamesストアGOG.comでも配信している。

 本作は日本語を含む5言語に対応し、記事執筆時点でSteamストアよりダウンロードできる無料の体験版は日本語に対応している。

殺人仕立て屋と人肉レストランを運営するサイコ経営シミュレーター『Ravenous Devils』Steam版が日本語に対応01

 『Ravenous Devils』は仕立て屋として密かに殺人を犯し、新鮮な人肉をレストランで提供する経営シミュレーションゲームだ。犯罪、汚職、貧困が蔓延する街を舞台に、プレイヤーは仕立て屋のパーシヴァルと人肉レストランを運営する料理人ヒルドレッドを操作。2階の仕立て屋から地下1階の厨房に繋がる死体輸送用ダクトを活用しながら、お客さんの満足とお店の利益を追求することとなる。

 仕立て屋は常に殺人をするのではなく、生地とミシンを使って洋服を制作し、店頭に展示して販売するワークフローを主体とする。オーダーメイドを要望する特別なお客様が来店すればお店の奥に誘導し、新鮮なうちに素早く屠る。処理した人肉を包む衣服は仕立て屋で販売する衣服の素材として活用し、SDGsに乗っ取ってお店を営もう。

 地下室の厨房では死体を包丁で大まかに切り分け、食用肉に加工する。下ごしらえができれば部屋の奥にあるオーブンで調理し、一階で待つお腹を空かせたお客さん達に料理を提供していく。

 ゲームにはふたりの悪行に薄ら勘付いている存在も登場するため、忘れずに血痕も掃除しよう。また、稼いだお金を活用すれば作業効率を高める機材のアップグレードや設備の拡張が行える。

 4月30日より配信を開始した本作は発表によると、販売本数が10万本を突破しており、カジュアルなインディーゲームながら好調な売れ行きだと言えよう。

 『Ravenous Devils』は比較的お手頃な価格で販売されているため、興味がある読者はクリミナルな店舗経営を楽しんでみてはいかがだろうか。

殺人仕立て屋と人肉レストランを運営するサイコ経営シミュレーター『Ravenous Devils』Steam版が日本語に対応04
(画像はSteam:Ravenous Devilsより)

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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