ソニー・インタラクティブエンタテインメントは5月24日(火)、『ホグワーツ・レガシー』のPS5版固有の機能を紹介する映像を公開した。
本作は『ハリー・ポッター』シリーズを原作とするオープンワールドアクションRPG。19世紀という原作以前の「ホグワーツ魔法魔術学校」を舞台としており、プレイヤーは自らカスタマイズしたキャラクターを操作して魔法界の行く末を左右する冒険へと身を投じていく。
ホグワーツの周辺には魔力に侵されたクリーチャーや小鬼、邪悪な魔法使いなどが待ち受け、さまざまな種類の魔術を駆使した戦闘が体験できる。そのほかにも魔法生物と触れ合ったり、ほかの生徒との交流を深めるなど、魔法学校の生徒らしいアクティビティも楽しめる。
今回公開された映像は、PS5ならではの体験を紹介するもの。該当する海外版PS.Blogの記事によれば、コントローラ「DualSense」の機能のひとつ「アダプティブトリガー」によってプレイヤーは魔法の強度を調整したり、指先で魔法を放つ際の抵抗を感じることができるとのことだ。
「ハプティックフィードバック」機能も同様に利用されており、それぞれの魔法はユニークな振動をプレイヤーの手にもたらす。もちろん魔法の面だけでなく、ほうきで空を飛んだり、ポーション製作の授業で素材をすりつぶしたり、マンドレイクの苗木のきしみを感じるなど、多数のシチュエーションにおいて触覚的に世界を体験できるとしている。
DualSenseはホグワーツの4つの寮を表現したカラーリングに光り、ヘッドフォンなしのプレイではコントローラスピーカーから追加の没入型サウンドが流れるとのこと。PS5のTempest 3Dオーディオによって、炎の音や大釜で沸き立つポーションなどの環境音も臨場感あふれる音響で表現されている。
また、ビジュアル面では4K出力に対応し、画質とフレームレートのどちらを優先するか選択できるグラフィックモードの変更機能も実装するという。
『ホグワーツ・レガシー』は2022年冬の発売を予定、対応プラットフォームはNintendo Switch、PS4、PS、Xbox One、Xbox Series X|S、PCとなる。PS5版限定の機能については、今回公開された映像やPS.Blogなども参照されたい。