角川ゲームスは5月26日(木)、代表取締役社長の安田善巳氏と取締役の冬野智氏が同社から独立し、新会社「株式会社 Dragami Games(ドラガミゲームス)」を設立するとの決定を明らかにした。あわせて、角川ゲームスの一部事業を会社分割によって承継させるアクションも発表されている。
6月の株主総会にて設立から今日まで14年間務めて来ました角川ゲームスの代表取締役を退任することになりました。
— 安田善巳 Yoshimi Yasuda (@yasudaD5) May 26, 2022
振り返りますと、社員1人で立ち上げたゲーム会社をKADOKAWAさんや皆様に応援して頂き、数多の個性的なゲームを世に送り出すことが出来ました。
皆様のご厚情に心より御礼申し上げます。 pic.twitter.com/VJ4rLwtGjV
今後ですが、新会社を設立し、角川ゲームスの一部事業を承継させて頂けることになりました。これからもACTION、SRPG、恋愛SLGなど14年間取り組んで来たゲームを開発してまいります。なお、新会社には、エクストリームさんに資本参加していただく予定です。これからもよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/mFwX33LUOF
— 安田善巳 Yoshimi Yasuda (@yasudaD5) May 26, 2022
安田氏が代表となって2009年に設立された角川ゲームスは、グラスホッパー・マニファクチュアと共同で制作したホラーアクションゲーム『ロリポップチェーンソー』や和風ファンタジーRPG『GOD WARS 〜時をこえて〜』、島根県を舞台にしたミステリーアドベンチャー『√Letter ルートレター』などの作品を開発した実績をもつ。また、直近ではロボットシミュレーションRPG『Relayer(リレイヤー)』や、24Frameと共同で制作したシューティングアクションゲーム『メタルドッグス』も発売している。
今回の発表に関連して、4月中旬に角川ゲームスは「Dragami Games」の商標を出願。海外メディアのGematsuが新たな動きとして取り上げていた。なお、新会社には『ラングリッサー』や『超兄貴』、およびオリジナルキャラクター「うみにん」などのIPブランドを持つ株式会社エクストリームが資本参加する予定となっている。
.@Kadokawa_Games has filed a trademark for Dragami Games in Japan: https://t.co/HfQAilOUb4
— Gematsu (@gematsu) April 13, 2022
New subsidiary / development team? pic.twitter.com/3n5vdYHjqe