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ドット絵を駆使したビジュアルで『ブレードランナー』ライクな未来を描くゲーム『Let Bions Be Bygones』のSteamストアページが公開

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 パブリッシャーのMicroprose Softwareは5月27日、デベロッパー(開発元)のBohemian Pulpが手がけるアドベンチャーゲーム『Let Bions Be Bygones』のSteamストアページを公開し、あわせてシネマティックトレーラーを公開した。

 対応プラットフォームはSteamで価格は未定だ。

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(画像はSteam:Let Bions Be Bygonesより)

 『Let Bions Be Bygones』はSFの設定とハードボイルドな世界観を基調とするポイント&クリック型のアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは惑星テラハイブですべてを失い引退したハードボイルド刑事「ジョン・クーパー」となり、最下層で行方不明となった上流階級の少女を探す最後の事件に挑むこととなる。

 物語の舞台となる惑星テラハイブは、企業ビルや宇宙エレベーターがそびえ立ち、「古代の頭脳」によって監視され、欲望や汚職、不死によって駆動する「存在してはならないもの」だという。

 設定の通りに作中に登場する都市は文明が高度に発展しているものの薄汚れており、ドット絵と3DCGを併用し、汚染された空気感が演出されている。明言はされていないが、空間に漂う煙や暗く荒んだ都市の様相、オリエンタルなアジア文化からの引用は1982年公開のSF映画『ブレードランナー』からの影響を想起させる。

 ゲームはストーリーに重きをおいた設計となっており、事件や疑わしい痕跡を辿り、操作する推理によって進行していく。

 推理の中では4つのパーソナリティーに基づく選択肢が用意されており、「論理的で、科学的なアプローチを選択する」、「冷酷に銃を突き通し解決を急ぐ」、「人々の心に寄り添い、共感する。」、「冷徹にやるべきことをやる」に区分される。自身の選択に基づいて物語が変化し、選択の結末はしばしば過酷な経験をともなうという。

 本作のデモ版がitch.ioにて配信されているため、興味がある読者はデモ版をプレイして事前に楽しんだり、デベロッパーのbohemian pulpが運営するSNSをチェックして続報を待つと良いだろう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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