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死ぬ度に世界が変化するドット絵の2Dホラーゲーム『Anglerfish』の体験版が配信開始。死を繰り返すセーラー服おじさんが奇妙な館の謎を探求、日本語に対応

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 デンマークの独立系ゲーム開発スタジオProfessional Villainsは6月2日、開発中のサバイバルアクション『Anglerfish』の体験版をインディーゲーム 向けの配信プラットフォームitch.ioにて配信開始した。体験版、製品版含め日本語に対応する。

 『Anglerfish』の製品版はSteamとitch.ioにて配信を予定している。

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(画像はPress kit – Anglerfish | Professional Villainsより)

 『Anglerfish』は死ぬ度にセーブが実行され、死ぬ度に世界が変化する2Dのサバイバルアクションゲームだ。ゲームではサイドビューの横スクロールと、見下ろし視点でのショットガンアクションが用意されている。

 職場の友人が結婚することとなり、主人公は他の同僚たちと共に独身最後の如何わしい夜を楽しむ風習「バチェラーパーティー 」として、モルス山脈にある隠れ家的なバー「Anglerfish」にて、女子高生のコスチュームを着て異性の電話番号を収集するつもりであった。

 しかしながら、突如としてバーに佇む女性たちは怪物と化し、主人公は死亡する。されどバー「Anglerfish」にて再び目覚めてしまった主人公は、死のループを繰り返しながら「Anglerfish」の奥に隠された秘密を探求することとなる。

 女子高生のコスチュームを纏い、マスクの下にボーボーの髭が垣間見える主人公やバチェラーパーティー会場から展開する禍々しいダンジョン、壁の穴から突如出現する巨大な恐竜など、予期せぬモチーフが雑多に登場し共存する世界観はシュルレアリスムを彷彿とさせる。また、Steamストアページによるとシナリオは作者の実体験に基づいており、本作の謎の正体にも期待が高まる。

 体験版では謎解きのヒントは殆ど与えられないため、リロード時間を要するが弾数が無限のショットガンをぶっ放しながら、奇妙な世界を隈なく探索していくこととなるだろう。

 本編において、プレイヤーはしばしば選択肢を迫られる場面に遭遇するが、選択により苦悶を経験する覚悟が必要だという。作者によれば「とりあえず死んでみる」ことも時に有効な本作では、玄関に座るワンちゃんを撫でることが可能なため、必要に応じて優しい気持ちを充電しよう。

 興味がある読者はSteamのウィッシュリストに登録し、日本語に対応している体験版をプレイしてみてはいかがだろうか。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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