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ゾンビ世界で生き残るための英語が学べる書籍『ゾンビ英単語』発売開始。生活必需品の確保やゾンビ襲撃時の対応など、極限状態で役立つ実用表現を約2000語収録

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 増進堂・受験研究社は6月7日(火)、極限状態のゾンビ世界を題材とする英語学習書『ゾンビ英単語』を発売した。

極限状態のゾンビ世界を題材とした英語学習書『ゾンビ英単語』発売開始_001
(画像はAmazon.co.jpより)

 『ゾンビ英単語』は増進堂・受験研究社、近畿大学総合社会学部、株式会社カワセミの3団体が産学連携の形で行う「出版不況下における書籍の企画・出版・広報」に関する研究プロジェクトの一環として出版されたもの。

 本書を発案したのは、近畿大学総合社会学部准教授の岡本健氏が主宰する「ゾンビ研究所」に所属する学生たち。研究テーマであるゾンビのリサーチ中に、端的で分かりやすい英語が使われている海外のゾンビ映画から教育への利活用の可能性を思いついたという。

極限状態のゾンビ世界を題材とした英語学習書『ゾンビ英単語』発売開始_002
(画像はAmazon.co.jpより)

 のちに学生主体の取り組みとして、「緊迫した場面では短くて分かりやすいセリフでないと生き残れない」というコンセプトのもと制作された本書籍では、ゾンビ映画に着想を得た「I don’t have much time.(時間がない)」「Run away!(逃げろ!)」のような実用表現を約2000語収録している

 例文を追いながらストーリー形式で「パンデミックの発生」から「スーパーでの生活必需品の確保」「ゾンビによる研究施設の襲撃」「ショッピングセンターでの攻防」「家族や愛する人がゾンビになったら」といったさまざまな状況でのゾンビ英会話が学べる仕様だ。

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(画像はAmazon.co.jpより)
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(画像はAmazon.co.jpより)
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(画像はAmazon.co.jpより)

 一冊を通して描かれる物語のなかではSWAT隊員やニュース番組のレポーター、大学の映画サークルの面々など、ゾンビ映画ではおなじみの多彩なキャラクターたちもイラスト付きで登場。岡本氏による「ゾンビ講座」「気になるゾンビ映画紹介コラム」といった学習者を飽きさせない工夫も随所に凝らされている。

 また各ページに掲載されたQRコードをスマートフォンやタブレットのカメラで読み取ることで、紙面の単語やストーリーの朗読音声をモバイル端末から視聴可能となっている。英単語と奥深いゾンビ世界を同時に学べる『ゾンビ英単語』は1980円(税込)にて、全国の書店およびオンラインストアにて販売中だ。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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