スクウェア・エニックスは、トライエースと共同で手がけるRPGシリーズの最新作『スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE』(以下、スターオーシャン6)を10月27日(木)に発売すると発表した。PS4/PS5やXbox One/Xbox Series X|SおよびSteamに対応しており、Steam版は10月28日(金)の配信となる予定だ。映像番組での発表にあわせて、公式通販サイト「スクウェア・エニックス e-STORE」では限定版パッケージの予約受け付けもスタートしている。
価格はいずれも税込でパッケージ・ダウンロード共通の通常版が8778円、ゲーム内の追加アイテム4種やサウンドトラックを同梱するデジタルデラックス版は1万1858円。パッケージ版はPS4/PS5のみで、通常版の購入者へ向けた特典セットの販売も展開される。また、限定版パッケージにはアートブックや桜庭統氏によるアレンジ音源CDを収めた限定版サウンドトラックCD、ラバーキーホルダーなどの特典も同梱される。
『スターオーシャン6』は1996年に第1作を発売したのち、執筆時点までにナンバリング5作や外伝1作、そしてiOS、Android向けタイトル1作が制作されたSFファンタジー作品のシリーズ最新作である。本作は加盟していない星も巻き込み「銀河連邦」が過剰な正義をかざし始めた“宇宙暦583年”の宇宙を舞台に、非加盟の星を発った「輸送艦イーダス」のクルーと未開の星で広がる王国の姫「レティシア」らの物語が繰り広げられる。
番組では輸送艦の艦長である「レイモンド」でプレイした際の約8分にわたる冒頭シーンがお披露目されたほか、崖や屋根のうえを縦横無尽に飛び回り、シームレスに戦闘へ移行できるゲーム体験の概要も明らかとなった。本作の主人公はレイモンドとレティシアから選択でき、選んだ主人公によって物語は多面的につづられていくという。
また、映像では高橋李依さんが演じる施療理術士「ニーナ・デフォルジュ」や東地宏樹さんが担当した理術士「ミダス・フレグリード」、小林ゆうさんによる謎の機械生命体「DUMA」が作中を彩る旅の仲間として登場。バトルでは行動に必要な「AP」の管理やキャラクターの切り替え、冷静に戦況を確認できる「ストップモード」、複数のスキルを任意でボタンへ割り当てられる「リンクコンボ」を駆使して気持ちよく戦えるようだ。
上記のほか、作中では“ポーン”と呼ばれるコマでデッキを組んで戦うボードゲーム「ソーア」も収録されており、シリーズの歴代キャラクターもポーンとして収録される。早期の購入特典ではトライエースが制作に携わった別作品『ヴァルキリープロファイル』や『ラジアータストーリーズ』のキャラクターを模したポーン4種が付属するという。
『スターオーシャン6』の続報は各社ゲームメディアでの展開に加えて、システムや世界観などの紹介トレーラーやイラストレーターのねこむらおたこ氏によるゲーム内容の紹介4コマ漫画などさまざまな情報を更新していくようだ。
また、2022年の発売を予定しているアクションRPG『ヴァルキリーエリュシオン』との共同キャンペーンも展開するという。詳細は後日に告知されるようなので、興味があればあわせてチェックしておくとよいだろう。