MyDearestは2022年夏の発売を予定しているVRゲーム『ディスクロニア: Chronos Alternate』(以下、ディスクロニア: CA)の表現技術を紹介する最新映像を公開した。
『ディスクロニア: CA』はVRタイトル『東京クロノス』や『ALTDEUS: Beyond Chronos』と世界設定などを共有する「クロノスユニバース」の最新作にあたる。あらゆる犯罪が「夢」によって未然に防がれる都市「アストラム・クローズ」を舞台に、サイコメトリー能力を持つ主人公「ハル」がとある犯罪の真実に迫っていく物語を描く。
ゲーム中では事件が発生した現実世界と、人々の見る夢を統合した美しい世界「拡張夢」のふたつのフィールドで捜査を進める。左手で触れたものから持ち主の過去の記憶を追体験する能力を活用して現在をも変化させ、7日後に迫る街の崩壊を阻止しよう。
今回公開された映像はゲーム内で体験できる、5000匹以上の魚群パノラマを抜粋したもの。過去作にあたる『東京クロノス』などと比較してポリゴン数は3倍以上となり、今までにない豊かな表現を実現。VR最大の特徴である没入感をさらに高めることに成功している。
ゲーミングPCなどを必要とせず、Meta Quest 2単体で機能する『ディスクロニア: CA』にこのようなリッチな映像を実装できた背景にはMyDearestの独自シェーダーの存在がある。特に光源から光があふれ出すような「ブルーム」と呼ばれるエフェクトなどは、Meta Quest 2単体でプレイ可能なVRゲームとしては導入された事例がほぼなく、Meta Quest 2の性能を限界突破したVR表現と言えるそうだ。
今回の挑戦の裏側には、MyDearestが自認する「日本のVRゲーム界のリーディングカンパニー」という誇りがあったという。長年の開発の中で積み上げてきた軽量化技術とエンジニアチームの不休の努力により、Meta Quest 2という現代では高スペックとは言いがたいハード単体であっても、このような映像表現が可能ということを証明した形だ。
電ファミ × ディスクロニア: CA
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) July 1, 2022
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Quest 2の性能限界を突破した #ディスクロ のVR表現が凄い▼https://t.co/ga47ydlmBE pic.twitter.com/71Pvlk3r1y
『ディスクロニア: CA』は、VR版の第1章をMeta Quest 2に向けて2022年夏に発売予定。その後第2章、第3章をそれぞれ秋、冬以降に配信し、非VR版もNintendo Switch向けにリリースする予定となっている。