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『遊戯王』の作者・高橋和希さんが死去。沖縄県名護市で遺体となって発見、海上保安署と警察が死亡するまでのいきさつを調査中と報道

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 NHKは、『遊☆戯☆王』の作者・高橋和希さんが死去したと伝えた。沖縄県名護市の沖合で遺体となって発見されたという。享年60歳。

 海上保安署と警察が死亡するまでのいきさつを調査中と報道されている。

 高橋和希さんは1964年生まれ。1981年に雅はじめ名義で投稿した読み切りマンガ『ING!ラブボール』が少年漫画部門の小学館新人コミック大賞に入賞。同作が「週刊少年サンデー」に掲載されてデビュー。

 1996年に高橋和希名義で『遊☆戯☆王』の連載を開始し、大ヒット。高校生の主人公・武藤遊戯が祖父から貰った「千年パズル」をきっかけに、その不思議な力で別人格に変貌。さまざまな相手にゲームを挑んでいくダークファンタジーのストーリーが展開する。

 『遊☆戯☆王』はテレビアニメになったほか、『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』としてカードゲームとなり社会現象となるほど大ヒットしている。

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(画像は[第1話]遊☆戯☆王 – 高橋和希 | 少年ジャンプ+より)

 今回、NHKや毎日新聞によると7月6日(水)午前10時半ごろに沖縄県名護市の沖合約300メートルの海上で「死体らしきものが浮いている」と118番への通報あったという。

 急行した消防隊員が、会場でうつ伏せの状態になっている高橋さんを引き上げ、その場で死亡が確認された。高橋さんは水中マスク、シュノーケル、フィンを装着していた姿で、目立った外傷はなかったという。ただし日テレNEWSでは、海洋生物につけられた損傷があったとも報道されている。

 7月7日に遺体が身元と確認された形となり、ひとりで沖縄に訪れていたことも明らかになっている。

 海上保安署と警察は亡くなるまでのいきさつを調べている。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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