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サイバーパンク世界をネコになって旅するアドベンチャーゲーム『Stray』7月19日発売開始。“クリエイターよりネコの数が多い”開発チームによる話題の新作

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 Annapurna Interacriveは7月19日(火)、PS4とPS5向けに『Stray』を発売する。本作はPC(Steam)版も日本時間の7月20日(水)に発売される予定だ。

 『Stray』は1匹のネコとなってサイバーパンク風の世界を旅していくアドベンチャーゲーム。プレイヤーは家族とはぐれて見知らぬ世界に迷い込んだ野良猫となり、衰退した「サイバーシティ」を歩む。ネオンのきらめく街並みやダークな雰囲気の裏路地、荒れ果てた地下鉄の駅など、さまざまなロケーションがゲーム中には用意されている。

 開発を担当したのはフランスのクリエイター集団BlueTwelve Studio。『Stray』は、クリエイターよりもネコの数が多いチームによって作り上げられた作品だという。

PS4、PS5向けアドベンチャーゲーム『Stray』7月19日配信開始1
(画像はSteam『Stray』販売ページより)

 ゲーム中では高所に登ったり、狭い隙間をくぐり抜けたりと、ネコらしい身体能力を駆使して暗い街を進んでいく。どこか影のあるロボットと危険なクリーチャーばかりが存在するこの世界では、音を立てないよう忍び足で歩いたり、逆にすばやく駆け抜けたりと、状況に応じたアクションが必要となるようだ。

 また、ゲームの途中では「B-12」と名乗る小型ドローンが「友達」として登場。ネコとドローンという奇妙なタッグで助け合いながら、この異世界からの脱出を目指すという。以前に公開された映像では監視ドローンの目をくぐり抜けたり、地形を生かして謎のクリーチャーの猛攻から逃げ回るといったゲームプレイの様子も明らかにされていた。

PS4、PS5向けアドベンチャーゲーム『Stray』7月19日配信開始2
(画像はSteam『Stray』販売ページより)

 野良猫を主人公とする独特なコンセプトと目を引くアートワークから高い注目度を誇る『Stray』だが、なんと海外では実際の動物保護団体とのコラボも実現している。

 アメリカのネブラスカ州オマハに拠点をおく動物保護団体「Nebraska Humane Society」は、7月16日(土)に公式Twitterアカウントにて「毎年何千匹もの野良猫を見てきたが『Stray』のようなネコには出会ったことがない」と発信した。

 あわせて同団体に5ドルを寄付することで、4名に『Stray』のダウンロードコードをプレゼントするキャンペーンをアナウンス。こちらは現地時間の7月19日(火)にも当選者を発表するとしている。

 また、イギリス最大の保護猫団体「Cats Protection」も計6つのダウンロードコードを配布するキャンペーンを開催。こちらはイギリス在住の18歳以上のみを対象としており、現地時間の7月22日(金)に当選者を発表する予定だ。

 『Stray』は7月19日(火)にPS4、PS5向けに発売開始。ストアページのタイマーを見る限りでは午前9時ごろからの配信となることがうかがえる。また、本作はPlayStation Plusの「エクストラ」、「プレミアム」に向けたサービスのひとつ「ゲームカタログ」にも発売日から収録される。
 
 あわせてPC(Steam)版も少し遅れた日本時間の7月20日(水)の午前1時ごろにリリース予定。ネコとサイバーパンクという異色の組みあわせで注目を集めてきた『Stray』がどのような物語を描くのか、非常に楽しみなところだ。

編集者
オーバーウォッチを遊んでいたら大学を中退しており、気づけばライターになっていました。今では格ゲーもFPSもMOBAも楽しんでいます。ブラウザはOpera

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